みやぎ生協(みやぎ生活協同組合)の広報紙「Able」11月号の「こころの旅」というコーナーに,「発達支援ひろがりネット」の渡邉久美子さんと中嶋廉さんのインタビュー記事が掲載されています。
(引用掲載します。誤変換はご容赦ください。)
どこでも一貫した支援を
受けることができる教育と社会をめざして
発達障がいも
一つの個性としての理解を
「発達障がいのある人は、情報処理の仕方が違うことで、ものの見え方受け取り方が異なる異文化の世界にいるんです」と語るのは、「発達支援ひろがりネット」の副代表の渡澄久美子さん。「発達障がいのある人は、それぞれ症状の現れ方が違います。絶えず不安を抱えていることを理解してあげること、それぞれが自分の長所を見つけられるように社会全体が的確な支援をすることが大事です」と、常任運営委員の中嶋廉さん。
渡邉さんは子どもが1歳半のとき、自閉症と診断されたそうです。中嶋さんは、子どもの会話の問題から2歳3ヵ月のときに広汎性発達障がいに気づきましたが「現実を受け止められるようになるまで,一年もかかりました。でも医
師から,悩んでいたら発達が遅れるだけ,という言葉で目が覚めたんです」。
ネットワークの輪を広げ,
のびのびと育つ環境づくりを
しかし、情報も社会からの支援もなく、どうすればいいのか戸惑っているとき、同じ障がいの親の会に出会ったといいます。それからは子どもの自立へ向けて行動する日々。子どもの現実と向き合い、当事者も家族も安心した生活を
送ることができるよう、2007年6月、県内にいくつかあった関係するNPOや親の会から12団体がネットワークをつくることに。研究者、医師など専門職と当事者や保護者、支援者、行政とがつながりをもつことで子どもの成長にあわ
せた支援が少しずつ可能になっています。
「当初は自分を不幸と思いましたが、ネットワークのおかげて人との出会いに恵まれ、意味のある人生だと思えるようになりました」と、中嶋さん。親同士や専門家との情報交換は何より心強いもの。最近では、孫のために祖父母からの相談もあるようです。
発達障がいについて社会の理解を深めるために活動を続けるネットワーク。私たちも子どもたちをあたたかな目で見
守つていきたいものです。
(引用掲載します。誤変換はご容赦ください。)
どこでも一貫した支援を
受けることができる教育と社会をめざして
発達障がいも
一つの個性としての理解を
「発達障がいのある人は、情報処理の仕方が違うことで、ものの見え方受け取り方が異なる異文化の世界にいるんです」と語るのは、「発達支援ひろがりネット」の副代表の渡澄久美子さん。「発達障がいのある人は、それぞれ症状の現れ方が違います。絶えず不安を抱えていることを理解してあげること、それぞれが自分の長所を見つけられるように社会全体が的確な支援をすることが大事です」と、常任運営委員の中嶋廉さん。
渡邉さんは子どもが1歳半のとき、自閉症と診断されたそうです。中嶋さんは、子どもの会話の問題から2歳3ヵ月のときに広汎性発達障がいに気づきましたが「現実を受け止められるようになるまで,一年もかかりました。でも医
師から,悩んでいたら発達が遅れるだけ,という言葉で目が覚めたんです」。
ネットワークの輪を広げ,
のびのびと育つ環境づくりを
しかし、情報も社会からの支援もなく、どうすればいいのか戸惑っているとき、同じ障がいの親の会に出会ったといいます。それからは子どもの自立へ向けて行動する日々。子どもの現実と向き合い、当事者も家族も安心した生活を
送ることができるよう、2007年6月、県内にいくつかあった関係するNPOや親の会から12団体がネットワークをつくることに。研究者、医師など専門職と当事者や保護者、支援者、行政とがつながりをもつことで子どもの成長にあわ
せた支援が少しずつ可能になっています。
「当初は自分を不幸と思いましたが、ネットワークのおかげて人との出会いに恵まれ、意味のある人生だと思えるようになりました」と、中嶋さん。親同士や専門家との情報交換は何より心強いもの。最近では、孫のために祖父母からの相談もあるようです。
発達障がいについて社会の理解を深めるために活動を続けるネットワーク。私たちも子どもたちをあたたかな目で見
守つていきたいものです。