泉区生活支援ネットワーク

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事業拡大障害者に還元(河北新報)

2019年11月28日 | 施設情報

(「河北新報」令和元年11月28日付記事より引用 「Eかお」)

 県内で、弁当や総菜、パン、菓子などの製造、販売のほか、牛タン加工場、レストランなど8事業所を展開。県内の社
会福祉法人としては最も多い271人の障害者を雇用する。

 元々、特別支援学校で障害者と関わってきた。雇用支援に取り組み始めたのは1970年代末ごろ。当時はオイルショックなどの余波で、国内の景気が低迷し、真っ先に解雇されたのは、がっての教え子たちだった。

 子どもたちを見捨てられない」と83年、柴田町に共同作業所を開所。地道に事業を続けてきた。

 月額賃金7万円が目標。「年金も加えて月額14万~15万円の収入になり、生活が安定する」と力説する。福祉会の月
額賃金は、県平均の2・4倍の4万4744円(2017年度)だが、7万円にはまだ遠い。

 今年から新事業として、プロテイン商品の納入を始めた。「何でもやってみよう」がモットー。「事業を拡大し、収益を障害者に還元したい」と話す。

 

 たけだ・はじめ  東北学院大卒。県内で特別支援学校教員を務める傍ら、1984年に障害者支援組織を設立。96年に社会福祉法人「はらから福祉会」(柴田町)として認可。97年に教員を辞め2006年から現職。柴田町出身。

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