泉区生活支援ネットワーク

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障害ある生徒に職業検定 京都府教委、就労支援で来年度から

2017年01月09日 | 特別支援学校・特別支援教育
(「京都新聞」平成29年1月2日付け記事より引用)
 障害がある生徒の就労を後押しするため、京都府教育委員会は来年度から、実技試験に基づく独自の検定制度を導入する。できる作業が増えたことを評価する仕組みで、本年度は「清掃検定」を試行した。

 就労に向けた教育の技能を競う大会としてアビリンピック(高齢・障害・求職者雇用支援機構主催)があるがレベルが高く、22種目に出場できるのはごく限られた生徒のみだ。府教委は1~10級に分けた独自検定制度で、生徒の技能を企業に示しやすくし、生徒の意欲向上を狙う。

 「できない」といった観点ではなく、希望者を対象に、できた項目数が増えるほど級が高くなる仕組み。11月に府内の特別支援学校6校が参加した「清掃検定」では「雑巾やモップを安全に扱えるか」「壁にあてずにほうきで掃けるか」など35項目に生徒が挑んだ。

 職業学科を来年度に新設する城陽支援学校(京都府城陽市)では2年生17人が受検。3級だった越智凉太さん(17)は「思ったより厳しい評価だったが、練習の成果が出せた。上級を目指して来年も受けたい」と話す。

 府教委はほかに、「接客検定」や「パソコン実技検定」などの導入を検討している。特別支援教育課は「企業と連携しながら、検定内容を決め、認知度、信用度を上げたい」としている。
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