(「河北新報」平成27年1月14日(水)付け記事より引用)
仙台市内の社会福祉法人など25団体でつくる「誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会」(愛称・条例の会仙台)は12日、「差別のない社会を考えるトークカフェ」を仙台市青葉区の市シルバーセンターで開いた。
仙台市が制定を目指す障害による差別解消条例に、障害のある人や家族、支援者の声を反映させる狙いで開催し、昨年12月に続き2回目。今回は「障害」の表記がテーマで、市民ら約50人が参加した。
障害者らによるパネル討論では、「害」に否定的なイメージがあるとして、障壁や妨げを意味する「障碍(しょうがい)」や平仮名「しょうがい」を推す意見が出た。「言葉を変えても状況は変わらない。障害を否定せずに受容し、障害者のイメージを変える取り組みこそ必要だ」との声も上がった。
市はことし12月の条例案提出、来年4月施行を目指す。条例の会仙台は今月中にも独自の条例案骨子をまとめる予定で、杉山裕信代表は「条例に反映させたい」と語った。
仙台市内の社会福祉法人など25団体でつくる「誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会」(愛称・条例の会仙台)は12日、「差別のない社会を考えるトークカフェ」を仙台市青葉区の市シルバーセンターで開いた。
仙台市が制定を目指す障害による差別解消条例に、障害のある人や家族、支援者の声を反映させる狙いで開催し、昨年12月に続き2回目。今回は「障害」の表記がテーマで、市民ら約50人が参加した。
障害者らによるパネル討論では、「害」に否定的なイメージがあるとして、障壁や妨げを意味する「障碍(しょうがい)」や平仮名「しょうがい」を推す意見が出た。「言葉を変えても状況は変わらない。障害を否定せずに受容し、障害者のイメージを変える取り組みこそ必要だ」との声も上がった。
市はことし12月の条例案提出、来年4月施行を目指す。条例の会仙台は今月中にも独自の条例案骨子をまとめる予定で、杉山裕信代表は「条例に反映させたい」と語った。