何故か突然、”今日山に行けばカブトムシが捕獲できる”という妄想にとりつかれてしまいました。そして善は急げ的に会社の帰りに近所の山に虫とりに出かけまし
日が高いうちならば、それこそニュータイプ並みの認識力でもってけっこう隠れている虫なんかにも気づく僕のはずなのですが、やはり夜中ともなると”おばけ、妖怪係数”が加味されて、からっきしの三級品になってしまうのです(懐中電灯で木の上を照らすとタダナラヌモノが見えるような気がしたり、電灯の光の外側にミョウナケハイを感じてみたり、我ながら大した想像力です)。
そんなわけで突然だけに虫除けがなくてタイヘンな目にあってしまったのと、でっかいムカデを見て心底肝ッタマを冷やしたので15分もしないうちに電灯の明かりがある地点(ひとよんで人間のエリアですわ)まで撤退するはめになりました。
電灯といってもジュースの自動販売の光だったのですが、自販機の足元に大きなカミキリムシ(多分ミヤマカミキリです)の死骸が転がっているのに気づきました(オバケ、妖怪係数が無効化されれば覚醒するのです、といいたくなるぐらい”よく気づいたわなぁ”なしちゅえいションでした)。
僕は死んだミヤマカミキリをアリンコが運んでいる途中かと思ったのですが、今考えるとここまで大きなカミキリの死骸はバラバラにして運びそうなのでヒロウモノ蟻ではなさそうですね。
ところでカブトムシ捕獲は妄想に終わってしまいましたが、コクワガタのペア+オジャマコクワ♂を見つけることができました。ミヤマカミキリの生きている個体も自販機のところで捕獲しました(触覚がとても立派で格好良かったです)。
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