僕は今、凄く嬉しいです。なぜなのか?!その理由は以下の通りです。
理由その①:2004年ごろの5月5日に嫁ハンと結婚式を挙げた記念日だから。
理由その②:1年ぶりにSCUBAを背負ってファンダイビングを行い、実に久しぶりにカテゴリー”ダイビング、水中写真”でもって更新できるから。
②に関して、ホンマに一年ぶりなんですわ。ほんで、もの凄く楽しいダイビングになりました。天気はええし、海は悪くないし、写真撮るのもわりかしすぐにカンが戻ってきたし。
通い慣れた南伊勢の海やったのが、一番エエ要因やったんやと思います。ほんで、また驚いたことに昨年の5月の5日にご一緒させていただいた方々と偶然にも今年も一緒に潜りました。なんかホンマにおもしろいもんですわぁ。
蛇足ながら、写真まで去年と同じような写真を撮っていました。
僕、ちょっとイキって、ダイビング < 写真 のように考えていたのですが、やっぱり総合的にダイビングって楽しいなぁ、おもしろいなぁ、と改めて思いなおしました。
南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、これはナンタラコケギンポの類でしょう。分類をやっとっての方にはまったくもって申し訳ないことなのですが、アライソやらシミズイソやら、ハダカやらトウシマやらが僕には区別できていません。適当に写真を撮ってウダウダゆうてる分にはナンタラコケギンポでご勘弁いただきたいと開き直ってしまいます。
僕は大概のギンポの類はおや魚が卵を守るという偏った考えを持っています(なぜなら子供のころに読んでいた魚類図鑑にザ・ギンポが卵塊を中心にトグロを巻いている写真が載っていたからです)。そんなわけでコケギンポも抱卵するんやろうと思うのです。
いっぺん見てみたいものですが、きっとそこらへんのアナの中に巣っ籠もってしまうんでしょうねぇ。
南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日のはクリヤイロウミウシなのです。食べたら甘くておいしそうなお菓子のようなウミウシです。
その昔、このウミウシの名前に含まれる”クリヤ”という語が越前にある厨という地名からきていることを物知りな方に教えていただいたことが記憶にしっかり残っています。
僕のblogを読んでくださっている、良い子や良い大人の皆様がまさかどっかの嫁ハンのように”こんな真っ白気のウミウシのどこがclearやねんな?!”などという、豪腕ムキムキ系の勘違いをされるなどということは、まずないと推測しますが、念のためです。
さて、南伊勢町でクリヤイロウミウシはこの時期そこそこポピュラーな存在です。そして大概、この写真に写っているカイメンの上を匍匐しているところがみられます。
こんだけ乗っかっているのだから、食っているんやないかと考えてしまいます。もしかそうだったら、お菓子どころかジャビジャビ感満点のバリバリサポニンテイスト溢れまくりな感じかもしれません。
南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきたサクラミノウミウシの水中写真です。
サクラミーノの前方からなかなかの水流が来て、ご覧の有様です。身を守る術であるミノ状突起(?)もこんだけ、ファッサーっと抵抗を受けてしまうと、歩くのに邪魔そうで”ウヒャー”とか”フガー”という声が聞こえてきそうです。
それにしても、ミノウミウシの形態が頭の中に入っていないと何がどうなっているかわからないような状態に違いありません。
ちょこっと前に南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきたノトアリモウミウシの水中写真です。またかいな!!とかもうええわ!!的名な感も否めんですが、こらえてください。
というのも、僕は前々から”ノトアリモウミウシってあんましみかけへん、そしてけっこう綺麗⇒おったらとにかく写真を撮りたおしたい”と考えていたのです。そしてうまいことそのチャンスを与えられたわけですから、否応なしに海底に半ば刺さって時間の許す限り、ノトアリモンに向き合うことになってしまいます。そしてその成果をこっそり世界に発信しまくっとるっというわけです。
だいぶ春めいてきて、明るい感じの水中写真を見ているとややもすれば”春っぽい”やなんて撮影者自ら感じてしまいそうです。しかしながら、撮影時は水温13℃あるかないかの、鼻水たらしまくりのサブサブ状態でした。まさしく喉元過ぎよったから熱さ(寒さなんですけどネ)を忘れてしもとるです。
南勢こと南伊勢町でダイビングして撮ってきた水中写真、今日のんはキンセンウミウシです、というかそうなのでしょう。体を縁取るゴールドライン的なキンセンなのかどうかよくわかりませんが、クリーム色にゴールド(というか、橙)ってなかなか侮れない組み合わせです。
この前のヒトデっぽい写真はキッラーやったですが、この写真はシーンカンセンやと思います。言うまでもなく彼は新幹線のことをシーンカンセンンというからです(微妙にセンかぶってますし…)。
南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、これはノトアリモウミウシなのです。
なんとも、まぁ中々のボラボラぶりで”飛んでいけー”な姿勢です。この季節の海中は藻類が繁茂し、海藻周辺は粘液で気持ち、海水の密度というか粘性が上がっているような気がします。そんな中を彼らはフワフワ水に漂うようようなところがあるのです。背面の突起やら触角をうまいこと使って水の抵抗を増してみたり、体をひねって姿勢を工夫しているところなんかを見ると極めて受動的な遊泳と思えなくもありません。
頑張って、お散歩したい、行動範囲を広げたいノトアリモウミウシの気も知らず、カメラを持ったおっさんは、”カメラ構えなおしただけの水流でフワフワぶっ飛びやがってかなわんなぁ”ぐいらいにしか考えていないのでした。
実に5ヶ月ぶりぐらいに、ダイビングに行ってきました。なんか、海に入って浮かんだときにドライスーツ越しに感じるヒンヤリした感じと水圧の圧迫感を体が懐かしがって、思わず”これやわ~”と感じてしまいました。
っで、その南勢こと南伊勢町で撮ってきた水中写真であるわけなのですが、多分ヒトデの小さいのなのでしょう、というか、この五放射相称っぷりからはそれ以外思いつきません。そして形態、潜ったところの分布密度から察するにイトマキヒトデなんやろなぁ、と考えています。
この写真を撮ったときには、”あぁ、これウチの息子が見たらキッラーってゆうやろなぁ”などと考えていました(彼は星のことをキッラーというのです)。潜水中、そして写真撮ったろかいなモード時にも息子のことが頭をよぎるわけですから、やはり僕も少し変わってきたと感じます。