toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

経年変化

2012-05-26 23:03:18 | 身の回りのこと

今日、鼻水というか鼻をズーっとすすり上げると同時に、首を寝違えたような感じになってしまいました。メッチャ痛いです、困っています。
ここ最近、けっこう疲労溜め込み気味で、”肩こってるわぁ”という自覚はあったのですが、こんなんやっぱし歳のせい、フィジカル的な経年変化であると認めざるを得ません(若さゆえの過ちのんがええですわ)。

トンボのような年単位で生涯を終える生物たちは、月単位やら日単位で”歳とったわぁ”、とか”成虫になりたてのときと比べたら、体のキレ落ちたわぁ”とか感じることもあるのでしょうかねぇ?!現実的には体調をベストに保てない、イコール生存競争における敗北ということが現実なのかもしれません。

KING CAN RING

2012-05-21 23:12:35 | 身の回りのこと

僕はなんとなしに捻くれているところがあると自覚しています。例えば、”ダンゴウオカワイイカワイイ”といった風潮に対して”オタマジャクシの方が倍カワイイ”とか”時代はダンゴムシのモンや”などと嘯くような感じです。


そんなわけで金環日食に対しても、”金柑やらポン柑やら何かしらんけど、中途半端に食んな”的なスタンスで望むつもりでした。ゆえに、日食メガネに対して”ええ大人が何が楽しくてそんな変なグラサンをかけたがるのであるか?!”と用意すらしとりませんでした。
しかし、それは心の隅っこにある
”べっ、別に、日食なんてぜんぜん気にしてないんだからねっ!!”
的な自分の存在から必死になって目を背けようとしていただけだったのですわ、今考えてみると。


昨日から家にいらしていた嫁ハンのお母さんが持っとってやった日食メガネを通して、7時頃に太陽を見たときに、僕の中のツンデレな僕を僕は抑えきれなくなってしまいました。なぜなら、どっからどう見ても太陽が漫画のように綺麗に欠けていたからです。この太陽がほどなくリング状になってしまう、という状態に僕はものすごくテンションがあがってしまい、ただのにわか天文ズキになってしまいました。

にわか日食写真家はタイムリミット20分ぐらいで、ない脳みそをフル回転させた結果、何故か3つも持っている2倍テレコンバーターを連結してレンズの絞りをガリガリに絞り込めば、減光効果を得て太陽を写真におさめることができるかもしれん、という推論を導き出しました。そうして撮ったのがこの写真というわけです。
太陽の写真なんて初めて撮ったのですが、自分的には悪くないと考えています。

それにしても、小さいころから学研の科学にもかいていた、”望遠鏡で太陽を見たらあかん、目ぇつぶれるよぉ”に対して、300mmのレンズにテレコン3つかました超望遠レンズで太陽をファインダー越しにフレーミングする時にはドキドキしてしまいました。

それと絞り込んで空を撮ったら、メチャクチャたくさんのゴミが写りこんでびっくりしてしまいました。普段開けて撮るから気づきませんでした(絞って空なんてなかなか撮らんのでほっときますけど…)。

何にせよ、めったにみられないであろう凄いものをじっくり見られてよかったです、やっぱり踊る阿呆のんがええですわ。

他人(?)の育児(??)が気になる

2012-05-14 23:35:38 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、これはナンタラコケギンポの類でしょう。分類をやっとっての方にはまったくもって申し訳ないことなのですが、アライソやらシミズイソやら、ハダカやらトウシマやらが僕には区別できていません。適当に写真を撮ってウダウダゆうてる分にはナンタラコケギンポでご勘弁いただきたいと開き直ってしまいます。

僕は大概のギンポの類はおや魚が卵を守るという偏った考えを持っています(なぜなら子供のころに読んでいた魚類図鑑にザ・ギンポが卵塊を中心にトグロを巻いている写真が載っていたからです)。そんなわけでコケギンポも抱卵するんやろうと思うのです。
いっぺん見てみたいものですが、きっとそこらへんのアナの中に巣っ籠もってしまうんでしょうねぇ。


久しいなハナイロウミウシ

2012-05-12 21:14:43 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日のはハナイロウミウシです。所謂イロウミウシ科のウミウシはいかにもウミウシっぽい形態で、更に色彩が美しくて見ていて楽しくなります。

このハナイロウミウシには随分前に、それこそ町村合併前の南勢町だった頃に同じ海で出会っています。それ以来お目にかかっていなかったので、非常に久しぶりの再会となりました。
僕は自分で撮っていて楽しい写真がわかってきて、仕上げるための方法論や経験則について完全ではないものの、それなりに身についているんやないかと自分では考えています。そういう自覚を持っての今回のような再会は非常に楽しいです。

クリヤイロウミウシはヴェリィキュート

2012-05-12 00:46:36 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日のはクリヤイロウミウシなのです。食べたら甘くておいしそうなお菓子のようなウミウシです。
その昔、このウミウシの名前に含まれる”クリヤ”という語が越前にある厨という地名からきていることを物知りな方に教えていただいたことが記憶にしっかり残っています。
僕のblogを読んでくださっている、良い子や良い大人の皆様がまさかどっかの嫁ハンのように”こんな真っ白気のウミウシのどこがclearやねんな?!”などという、豪腕ムキムキ系の勘違いをされるなどということは、まずないと推測しますが、念のためです。

さて、南伊勢町でクリヤイロウミウシはこの時期そこそこポピュラーな存在です。そして大概、この写真に写っているカイメンの上を匍匐しているところがみられます。
こんだけ乗っかっているのだから、食っているんやないかと考えてしまいます。もしかそうだったら、お菓子どころかジャビジャビ感満点のバリバリサポニンテイスト溢れまくりな感じかもしれません。

ププッピドゥーか?!

2012-05-11 00:01:26 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきたサクラミノウミウシの水中写真です。

サクラミーノの前方からなかなかの水流が来て、ご覧の有様です。身を守る術であるミノ状突起(?)もこんだけ、ファッサーっと抵抗を受けてしまうと、歩くのに邪魔そうで”ウヒャー”とか”フガー”という声が聞こえてきそうです。

それにしても、ミノウミウシの形態が頭の中に入っていないと何がどうなっているかわからないような状態に違いありません。

久しいなダンゴウオ

2012-05-08 23:32:49 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきたダンゴウオの水中写真です。ツルっとして綺麗で可愛らしい個体です。ダンゴウオを見るのは約1年ぶりなのですが相変わらずステキな魚です。

僕が初めてダンゴウオを見たのは、7,8年前の宮城県は女川湾です。当時はこんな家の近所でダンゴウオが見られるやなんて考えもしませんでした。
それよりも女川町や潜水拠点にした、当時の志津川町があんなにとんでもないことになるやなんて夢にも思っていませんでした。

そう考えると、この写真も感慨深いものです。

A BOY MEETS FROGS!!

2012-05-06 21:26:33 | カエル

ウチの子は2歳ですが、生きた実物のカエルを見たことが一度しかありません。しかも見たといっても、2日前にほんの一瞬程度なので、実質見たことないようなものなのです。

これではいかんと、今日ちょこっと近所におるシュレーゲルアオガエルを見せてやりました。
見せる前に”きっと実物のカエルにビビリよる”と予想していたのですが、見事にビビリよりました。しかし、ビビリつつも興味をもってつつこうとしてみたり、まじまじと眺めながら”カエルネンネー”と叫んでみたりと、悪くない反応でした。ついでに会うことができた、イシガメやちっこいヘビにも堂々のビビリっぷりを見せてくれました。
まぁ、何にせよカエルどもよムスコともどもよろしくネ。

っで、これ午前中に行ってきてたんですけど、昼から雹がボコボコ降ってきてえらいことになりました。運の悪いカエルやなんやがいなかったかどうか心配です。

「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」という写真展

2012-05-02 23:49:29 | weblog

「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」という写真展の写真を見てきた。太田康介氏が昨年の3月から原発事故で人間の立ち入りが規制される地域の動物や様子を撮り続けた記録写真30点が並んでいた。

そこから僕が受けたものはあまりに大きく、直ちに”こうやからこうや”と理にかなった考え、感想をひねくり出すことができなかった。頭でなく心に訴えかける、響く要素が非常に強い写真ばかりだからだろう。

ペット、家畜、野生の”動物”、被災した”人間”、様々な観点から考えると、この写真展を見ただけの僕にとって何をどうしたら一番良いことになるのかさっぱりわからなくなる。そして多分、完全な正解はないんやと思う。

何にせよ僕が生きている日本で現在起こっていることを認識して考え込むことは悪いことではないと考えている。
http://nokosaretadoubutsu7.blog.fc2.com/
これらの写真は伊勢市のくまひげ犬猫病院で5月5日の17時までの展示だそうで、気になる方には是非足を運んで考え込まれることを強くおすすめする。