南勢こと南伊勢町相賀浦の湾内大池でダイビングをして撮ってきた水中写真、これはフレリトゲアメフラシなのです。このクロシタナシウミウシと並んでこのフレリトゲアメフラシもたくさん目に付きました。僕が思うにフレリトゲアメフラシが海底をはっているとケムクジャラのサツマイモがうんしょうんしょ頑張って動いているように見えてきます。
今でこそケムクジャラのサツマイモなどと余裕を持ったコミカルな表現ができるようになりましたが、当初はなんか無駄に突起が多くて気色が悪いうえに、体の模様がなんかいやったらしいマダラ模様でどうしようもないイキモノだと考えていました。
しかし、ホントに時間の経過は人間を成長させるもので今ではマダラ模様のアクセントとなっているブルーの斑点のなんと美しいことか、などと本気で考えたりしているのです。
しかしながらやっぱりというかヤレヤレというか‥、テレコンをつけていたのでこれが精一杯の引きの画だったりするのでした。
綺麗さがわかるんじゃない?
やっぱし綺麗ですよね!!
ダイビングをするような人その他一部の人しかこの綺麗さは知らないのでしょうねぇ(というかフレリトゲアメフラシの認知率がまず問題です)。
それと同様にその道の人しか知らない美しいものっていろいろあるのでしょうねぇ。