
クリヤイロウミウシというウミウシがいます。
ピンクと白の体色がなかなかかわいいウミウシで三重県南勢町では春から夏にダイビングしているとみかけることがあります。
このクリヤイロウミウシについて”クリヤイロのクリヤってひょっとしたらCLEARかもしれん!!”と今日閃いてしまいました。
まぁ、そりゃぁあ白とピンクなんだから、ぜんぜんCLEARじゃないですし(くっきりでもないですし)、本気にしていただいたらこっちが困ってしまいますが、我ながらなかなかもっともらしいこじつけだなぁ、と一人で感心してしまいました。
困ったことに手持ちの図鑑に名前の由来みたいなものがさっぱり載っていません。ちょっと気になってしまいます。
クリヤイロウミウシのほかにもウミウシ写真おいてます、僕のHP撮魂へはこちらからどうぞ。
2004/11ですので古い話であり、かつ今は情報が乱れ飛んでますので、既にご存知かとは思いますが、念のために。
クリヤイロウミウシの名の由来ですが、新種記載者である馬場菊太郎博士の野外活動場の1つに福井県の越前海岸という場所があります。そこに厨(クリヤ)という小さな漁村があります。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F54%2F52.232&lon=135%2F59%2F21.926&layer=1&sc=4&mode=map&size=m&pointer=on&p=&CE.x=546&CE.y=116
私も何度も行った事もありますが、ひなびたいいところです。ここにちなんで命名されました。
正
馬場博士は新種記載者ではなく、日本で初めてこのウミウシを文献に記載した研究者です。新種記載者はCrosse(フランス人研究者)でした。
度々お世話になりまして、また貴重なお時間を僕のヘンなblogに割いていただいて誠にありがとうございます(^_^)。
コッパズカシながら2004年11月以来以来2年近く、乱れ飛ぶ情報も僕の耳やら目を巧みにすり抜けていった様子でクリヤイロウミウシの由来となる厨なる漁村についてさっぱり存じ上げませんでした。
おかげサマで一つ賢くなることができました。
ちょっとだけ越前ガニミュージアムに惹かれてしまいます。でもひなびた感じの空気にもっともっと惹かれてしまいます。
越前ガニミュージアムは行ったことがありませんが、村営の温泉は非常に良い泉質で、安く、夕方には水平線に日没が見えて最高です。民宿も安くて料理が充実しているところが多いです。
意外と知られてないのですが、夏の越前は素晴らしく、水温も25度を切る事はなく(私の行っていた時は28度とか平気でありました)、透明度も抜群に良いし、海洋生物も冬の間がまんしていたのか、初夏から秋にかけて一斉に芽吹きます。ウミウシ的には宝庫状態です。ダイビング施設も良く、バディダイビングもできるので結構安上がりで、関西方面からのお客さんも多いですね。
私は関東圏在住なのですが、この時期の越前は本当にうらやましいです。
ウミウシのことしか知りませんが、何か知りたいことがありましたら、
http://www.shopvv.com/~ocean/index.html
のウミウシ掲示板にでも遊びに来てください。友人がやっているサイトで、時々出没します。