「すったて」川島町
テレビ各局の関心も高まった10年の第6回埼玉B級グルメ王決定戦(大宮ソニックシティ前)で、1位に選ばれたのは、川島町の「すったて」だった。
「すったて」は「すりたて」が転じたものだとは分かったが、分からなかったのは川島町の所在地だ。埼玉の市町村は私鉄やJRによってそれぞれ東京のターミナル駅に結び付いている。それぞれの沿線の住民は自分の利用する鉄道の駅や地名は分かっても、他の沿線のことは知らないことが多い。
川島町もその一つだ。川越市の北隣の町だが、「川島」という駅が無いのでますます分からない。おまけに「かわしま」ではなく「かわじま」と読むらしい。
高速の圏央道に「川島IC」があるから、高速族には覚えがあるかもしれない。白鳥飛来の地として季節には新聞に登場する。鳥インフルで餌付けを中止した。
ゴルフの石川遼君は埼玉県松伏(まつぶし)町だが、川島町同様、千葉県の野田市に接する県境の町だと分かったのは、地図を見てからのことだった。
「すったて」は、味噌と胡麻、ミョウガ、新鮮な玉ねぎ、青じそ、キュウリをすり鉢ですり潰して作るうどんのつけ汁。「すりたて」で食べていたので、この名がある。埼玉県は“うどん県”とあってこれもうどん料理である。
グルメ王出品のために出来たものではなく、伝統的な夏(5~9月)の郷土食で農水省郷土料理百選に選ばれ、マスコミに何度も登場したこともあるという。「知らぬは仏だけ」だったわけである。
四方を川に囲まれた町で、白鳥が来るのは越辺川(おっぺがわ)。都内から車でわずか30分の距離ながら、水田が広がり、多くの自然が残る。「平成の森公園」もある。
「都会に一番近い農村 かわじま町」がキャッチフレーズである。グルメ王は、来るたびに埼玉県の地理の勉強にもなる。
テレビ各局の関心も高まった10年の第6回埼玉B級グルメ王決定戦(大宮ソニックシティ前)で、1位に選ばれたのは、川島町の「すったて」だった。
「すったて」は「すりたて」が転じたものだとは分かったが、分からなかったのは川島町の所在地だ。埼玉の市町村は私鉄やJRによってそれぞれ東京のターミナル駅に結び付いている。それぞれの沿線の住民は自分の利用する鉄道の駅や地名は分かっても、他の沿線のことは知らないことが多い。
川島町もその一つだ。川越市の北隣の町だが、「川島」という駅が無いのでますます分からない。おまけに「かわしま」ではなく「かわじま」と読むらしい。
高速の圏央道に「川島IC」があるから、高速族には覚えがあるかもしれない。白鳥飛来の地として季節には新聞に登場する。鳥インフルで餌付けを中止した。
ゴルフの石川遼君は埼玉県松伏(まつぶし)町だが、川島町同様、千葉県の野田市に接する県境の町だと分かったのは、地図を見てからのことだった。
「すったて」は、味噌と胡麻、ミョウガ、新鮮な玉ねぎ、青じそ、キュウリをすり鉢ですり潰して作るうどんのつけ汁。「すりたて」で食べていたので、この名がある。埼玉県は“うどん県”とあってこれもうどん料理である。
グルメ王出品のために出来たものではなく、伝統的な夏(5~9月)の郷土食で農水省郷土料理百選に選ばれ、マスコミに何度も登場したこともあるという。「知らぬは仏だけ」だったわけである。
四方を川に囲まれた町で、白鳥が来るのは越辺川(おっぺがわ)。都内から車でわずか30分の距離ながら、水田が広がり、多くの自然が残る。「平成の森公園」もある。
「都会に一番近い農村 かわじま町」がキャッチフレーズである。グルメ王は、来るたびに埼玉県の地理の勉強にもなる。
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