法務省の在留外国人統計(18年6月末現在)を基に、ぶぎん地域経済研究所がまとめた調査結果によれば、市区町村別の在留外国人数(居住者)は川口市が3万4905人で全国3位だった。トップは東京都新宿区の4万4652人、2位は同江戸川区の3万5648人。県内では2位が川越市の8204人、3位が戸田市の7186人。
県内の在留外国人数は17万3887人で全国5位だった。
厚生労働省の外国人雇用状況によると、18年10月現在6万5290人で全国5位。在留資格別にみると、「技能実習」の在留資格は1万3150人、全国6位で全体の20.1%を占める。
国籍別でみると、ベトナムが1万6572人でトップ、2位は中国の1万4239人、3位がフィリピンの1万642人。働く業種で最も多いのは製造業2万5827人、次いで建設業6505人、卸・小売業6253人。
19年4月16日、22年ぶりに開校した公立夜間中学の埼玉県川口市立芝西中学校陽春分校の10~80代の77人の生徒の47人は外国人で占められ、国籍も21人の中国を筆頭に、韓国、トルコ、ペルー、アフガニスタン、パキスタンなど10か国以上に上る。 川口市にはボランティアが外国人たちに勉強や日本語を教える19年までに34年の歴史がある川口自主夜間中学もあった。
県内に在住、在勤、通学の61か国・地域の外国人1520人から回答を得た県のアンケート調査(18年10月~19年1月)によると、「暮らしやすい」と答えたのが55%、「やや暮らしやすい」が37%で、計92%が県内の暮らしに満足していた。
主な理由は、「鉄道や道路が便利」(45%)が最も多く、「犯罪が少なくて安心」(41%)、「住まいを見つけやすい」(36%)が続いた。
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