新古今和歌集の部屋

五節の舞姫 光る君へ

五節舞、五節の舞(ごせちのまい)とは、日本の雅楽では唯一、女性が演じる舞。大嘗祭や新嘗祭に行われる豊明節会で、大歌所の別当の指示の下、大歌所の人が歌う大歌に合わせて、4 - 5人の舞姫によって舞われる(大嘗祭では5人)。

舞姫は、公卿の娘2人、受領・殿上人の娘2人が選ばれ、選ばれた家は名誉であった。また、女御が舞姫を出すこともあった。大嘗祭では公卿の娘が3人になる。古くは実際に貴族の子女が奉仕し、大嘗祭の時には叙位にも与った。

もっとも貴族女性が姿を見せないのをよしとするようになった平安中期以降、公卿は実際に娘を奉仕させず、配下の中級貴族の娘を出した。『源氏物語』少女巻において、光源氏が乳母子の惟光の娘(のちの藤典侍)を奉仕させたというのも、こうした時代背景を反映する。

選ばれた舞姫は練習に明け暮れ、新嘗祭の前々日である丑の日の夜に宮中へ参上。直に、「帳台試(ちょうだいのこころみ)」と称して常寧殿にて天皇に練習を披露し、前日の寅の日に「御前試(おんまえのこころみ)」と称して清涼殿にて天皇に練習を披露した。当日の卯の日に「童女御覧(わらわごらん)」と称して舞姫に付き従う童女を清涼殿にて天皇が御覧になるなど、天皇自身からの試験も厳しかった。

コメント一覧

jikan314
@cforever1 クリン様💓😍💓
コメント嬉しい🎵😍🎵です😉
私も初めて、五節の舞を見ました。
実は、大嘗祭の時は、Wikipediaによると五姫が舞うのですが、四姫でしたね。花山天皇の大嘗祭と言う設定だ!と突っ込み(゜o゜)\(-_-)を入れたくなりました😆
光る君へは、合戦シーンが無い分、予算が豊富なのか?細かい装飾にお金を掛けています。土御門殿の五葉の松に掛かる藤を見た時に、ちょっと興奮しました(^o^)
土御門殿は、ちょうどクリン様達が散策したアグネス教会辺りです。
公任、行成などの貴公子も出て、雨夜の品定めをしていましたね☺️
藤原実資のロバート・秋山さんも好演していて、更に興味が尽きないです。
又御來室戴ければ嬉しいです😉
cforever1
昨日はまひろが五節舞をしていてびっくりいたしました!!
もっと上級貴族の姫が舞うものだと思っていまして!!
ゆうそくこじつや平安時代の風俗を学べる良いチャンスと思いつつ観てます🐻✨✨(最初は道兼が怖いと思っていましたが最近道隆にすごみを感じて来ました・・)クリンより🍀✨
jikan314
@kunorikunori kunorikunori様
コメント有り難うございます😃又インタビュー記事のご紹介大変嬉しいです。
実は、私は平安オタクではなく、西行・後鳥羽院オタクなので、平安時代の事はあまりよく知らず、鎌倉殿の十三人で坂東武者の事を覚えた様に、平安中期の貴族の事も、これから勉強して行きます。
kunorikunori様から宇都宮氏は、道兼の子孫と言うのを教えてもらいました。
これからも楽しみながら光る君へを観て行きましょう😃
kunorikunori
Jikan様

「光る君へ」関係記事、ありがとうございます!
勉強になります。
大石静さんのインタヴュー記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
個人的には、面白かったです。

https://steranet.jp/articles/-/2641
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