新古今
㐧四秋哥参議雅經
見よし野ゝ山の
秋風小夜更て
故郷さむ
く
衣
うつ
なり
新古今㐧十三恋哥儀同三司母
忘れじの行末
までは
かたければ
けふを
かぎり
の
命
とも
がな
新古今㐧十五雑哥紫式部
めぐり
あひて見しや
それとも
わかぬまに
雲がくれ
にし
夜半
の月
かな
新古今㐧四
秋哥左京大夫顕輔
秋風に
たなびく
雲の絶ま
もれ より
づる
月の影の
さやけさ
早稲田大学図書館蔵書
百人一首絵抄