新古今和歌集の部屋

明月記 建永二年五月五日 御点歌書出しと神祇詞修正

明月記 建永二年

五月
五日。天晴る。天明に退出。巳の時に参上す。新古今を給はる。又、御点歌を書き出す。神泉におはしまし了んぬる後、清範仰せを奉り、新古今神祇の部の詞を直さしむ(是れ予、未だ書き直さざるの所なり)。御障子の歌、今日清範奉行し之を賦つ。僧正、新大納言(通光)、源中納言(通具)、有家朝臣、予、家隆朝臣、雅経朝臣、具親、藤原秀能、女房(押小路)。御製を少々加へらるべき由、仰せ事有り。夕に退出す。ー略ー。

くばりぶぎょう【賦奉行】の意味
鎌倉幕府・室町幕府の職名。訴状に年月日と奉行名とをしるし、引付衆に分配した。賦別 (くばりわけ) 奉行。ふぶぎょう。
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