西行法師
こゝろなき
身にも哀
は
しられ
けり
鴫たつ澤
の
秌の夕
暮
俵屋宗達下絵・本阿弥光悦書
「新古今集鹿下絵和歌巻断簡」17世紀前半(江戸初期)
山種美術館 蔵
新古今和歌集巻第四 秋歌上
題しらず 西行法師
心なき身にもあはれは知られけりしぎたつ澤の秋の夕ぐれ
心なき身にもあはれは知られけりしぎたつ澤の秋の夕ぐれ
よみ:こころなきみにもあわれはしられけりしぎたつさわのあきのゆうぐれ 定隆雅 隠
意味:風流を解しない私にもあわれを感じることが出きる。鴫が突然羽音を立てて飛び去った沢の夕暮をみると。
備考:三夕。美濃、常縁原撰本新古今和歌集聞書、新古今和歌集抜抄(松平文庫本)、新古今抜書抄、聞書連歌 西尾図書館岩瀬文庫、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)
備考:三夕。美濃、常縁原撰本新古今和歌集聞書、新古今和歌集抜抄(松平文庫本)、新古今抜書抄、聞書連歌 西尾図書館岩瀬文庫、新古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)
令和2年11月12日 點壱