新古今和歌集の部屋

光る君へ 宣孝との相聞 許す許さない 三首目

(26)いけにえの姫 - 大河ドラマ「光る君へ」

(26)いけにえの姫 - 大河ドラマ「光る君へ」

災害が続く都をまたも大地震が襲った。まひろ(吉高由里子)は、夫となった宣孝(佐々木蔵之介)の財で家を修繕し、生計を立てていた。道長(柄本佑)は、安倍晴明(ユース...

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

いひたえばさこそは

たえめなにかその

 みはらのいけを

つゝみしも

     せむ


ナレーション

それから、許す、許さない、別れる、別れないと文のやり取りが繰り返され、

(光る君へ紀行)

夫婦喧嘩で腹を立てている夫へ、絶交すると言うのならそれも良いでしょう?と答える歌


紫式部集

今は物も聞こえじと腹立ちたれば、笑ひて、かへし

言ひ絶えばさこそは絶えめ何かそのみはらの池をつつみしもせん

備考:本歌 氷りするみはらの池の池堤おほはぬ箱の鏡とぞ思ふ(好忠集)。みはらの池 みはらの池には諸説あり、摂津、武蔵など。原池(枕草子)の美称と言うのもある。

枕草子 池は はらの池は、「玉藻な刈りそ」といひたるも、をかしうおぼゆ。

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