新古今集講話 著者:小島吉雄 発行:出来島書店 初版:昭和18年6月30日 特徴 中等学校生向けに、新古今集十一首と新島守の一首を解説。その中で新古今の数首も掲載。 掲載歌 高き屋にのぼりて見れば あしびきのかなたこなたに 奥山のおどろがしたも しき島や大和島根 あめの下めぐむ草木の 鶯のなけどもいまだ 庭の面は未だ乾かぬに 梅の花匂を移す 春の夜の夢の浮橋 み吉野の高ねの桜 みわたせば山もと霞む われこそは新島守よ