新古今秀歌 安田章生著
著者:安田章生
初版:昭和28年4月30日
発行:創元社
新古今集の内、歌三百五十四首を抄出し、評釈を加えた。
底本は、流布本で振仮名を施した。
「新古今について」に、アララギ派の正岡子規、島木赤彦、斎藤茂吉、土屋文明、釈迢空の新古今評を載せており、彼らが新古今をろくすっぽ読みもせず、新古今を軽視していた事が分かる。
新古今に好意を持った明星派の論調も載せている。
神祇歌、釈教歌が共に二首づつとなっている。巻軸歌の西行を外したのは西行研究の安田教授にしては残念。
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