新古今和歌集の部屋

歌論 正徹物語 上 15


定家の、

春の夜の夢のうき橋とだえして峯に別かるゝよこ雲の空
(新古今 春歌上 38 藤原定家朝臣)
の哥は、春の夜の夢打覺めて見出したれば、峯によこ雲の立ち別るゝ折也。そのなりをそのまゝにてよくいひ出したる也。
夢のうき橋とだえして峯に別るゝ
といへるが、能くつゞきて面白き也。
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