百人一首一夕話巻之九
目録
前大僧正慈圓 歌譯
叡山をわがたつ杣といふ話 柿の本栗の本の話
慈圓為家卿の出家を止めらるゝ話 人ごとに一つ癖の歌の話
壷の石ぶみの話
入道前太政大臣 歌譯
公経公西園寺を建立の話 北山々荘の話
權中納言定家 歌譯
定家卿初の名光季といひし話 定家卿殿上にて雅行をうたるゝ話
俊成卿の歌によりて定家の堪事を許さるゝ話
定家卿漢学弓馬の諸藝の話 定家後鳥羽院の寵衰る話
定家卿剃髪明静と号する話 小倉山荘の話
百人一首の事明月記によるべき話 宇津宮弥三郎入道の話
明月記題号の話 定家の家處々にありし話
定家猫を愛せられし話 為家卿の話
阿仏尼鎌倉に下らるゝ話 為世卿為明卿の話
白氏文集に狂歌
あり。又本朝文粋
にも狂哥有。倶に
詩の一体なり。今
いふ狂詩といふ
ものにあらず。古
亦狂歌有、只
其折にふれて
打興じたる
さまにして、
かの水無瀬
殿に柿
本栗本
をわかち
て、其いや
しく興
じたる
かたを栗
本と
いへる。
是すな
はち狂
哥なり。
近ごろ
よみいず
るは、古今
集の俳
諧体に
ならふと
いへれど、其
さま似て
非なるもの
にして、又
異様の
一種
なり
車の製は、周禮の
考工記にのせて詳。
皇國の製にいたっては、
各其家に傳ふる所
あり。西園寺殿北山に
趣かるゝの圖にいたって
画史よく其家の
車の製を正して
これを画く。只その
後素の精密
なるをみる
べし
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jikan314
Rancho
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