壬生忠峯
子の日する
野辺に小松の
何 なかりせば
を
ひか 千世の
ま
し ためしに
拾遺集第一 春歌
題知らず
忠峯
子の日するのべにこ松のなかりせば千世のためしになにをひかまし
公任三十六人撰 忠見
和漢朗詠集 忠岑
忠岑集、忠見集
※拾遺集、和漢朗詠集は忠岑となっているが、公任三十六人撰は、忠見となっている。両者の家集にもこの歌が入っており、混乱が生じている。
全体 約 37.7×25.8cm
個々色紙 約10.7×9.4cm