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新古今和歌集の部屋

七夕月入 かささぎの渡せる橋

七夕月の入る時間

月落ち烏啼いて霜天に満つ(楓橋夜泊 張継)と七夕の七日月が山に入り、霜の樣な満天の星が輝き出す時の歌と仮定した場合、その時刻は何時だろうと理科年表(国立天文台編)から調べ、奈良の時差14分を考慮すると、表○の通りとなる。もちろん、これは山の無い平面を仮定して算出された時刻なので、三笠の山に出し月が、生駒山に入るので、若干早く山に落ちる。

2011年から2023年の13年間は、21時24分~22時37分に月が沈むので、夜更けと言ってよい。

夜間は、概ね10時間程度なので、1刻は1時間45分程度となる。

この時刻、アルタイル(彦星)、ベガ(織姫星)、デネブは天頂に輝くこととなる。


今日のほしぞら(国立天文台暦計算室より)
奈良(奈良県)緯度:34.6833° 経度:135.8333° 標高: 0.0 m 標準時:UT+9h
2023年08月22日(火) 21時00分00秒



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