新古今和歌集の部屋

兼載雑談12 西行望月

兼載雑談

一、ついたち頃の夕月夜といふは、七日以前の月をばいつ
もいふべし。源氏にも見えたり。西行歌に、
 ねがはくは花の下にて春しなむ其の二月の望月の頃
かくて建久元年二月十六日に死す。日たがふといふ人あり。
無相傳の事なり。望月の頃とあれば、十四日十五日十六日
十七日の間を言う。

西行(元永元年〈1118年〉 - 文治六年二月十六日〈1190年3月31日〉)


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