万葉集 高円の野
大伴家持 をみなへし秋萩しのぎ さ雄鹿の露分け 鳴かむ高円の野ぞ ...
万葉集 黄葉の高円山
春日野に時雨降る見ゆ明日よりは 黄葉かざさむ高円の山 万葉集巻第八 1571 藤原朝臣...
謡曲 三井寺
三 井 寺 四番目物・狂女物 作者不明 子供をさらわれた女が霊夢により三井寺に行くと少年と僧達が月見をしており、鐘楼に...
万葉集 真間の手児名
勝しかの 間〃の井 みれば 立ひらし みづくましけむ 手児名し おほゆ 万葉集巻第九 1808 詠勝鹿真間娘...
万葉集 筑波岳に登りて
筑波岳に登りて 鶏が鳴く 東の国に 高山は さはにあれども 二神の 貴き山の 並み立ちの 見が欲し山と 神世より 人の言ひ継ぎ 国見する 筑波の山を 冬こもり 時じき時...
万葉集 防人の筑波恋し
橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波の山を 恋ひずあらめかも 巻第二十 4371 天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌 多知波奈乃 之多布久可是乃 可具...
秋歌上 高円の野風
新古今和歌集 巻第四 秋歌上 法性寺入道前關白太政大臣家の歌合に野風を 藤原基俊 高圓の野路の しの原末 さわぎ そそや木がらし 今日...
恋歌一 布留の早稲田の恋
新古今和歌集 第十一 戀歌一 題しらず 柿本人麿 石の上布留の ...
恋歌一 布留の神杉の久しく忍ぶ恋
新古今和歌集 巻第十一 戀歌一 和歌所歌合に久忍戀のこころを 攝政太政大臣 いそのかみふるの 神杉 ふりぬれど色 には出でず 露も...
恋歌二 海松藻は朽ちる
新古今和歌集 巻第十二 戀歌二 戀の歌とて 二條院讃岐 みるめこそ 生ひぬる磯の草...