和漢朗詠集 鶴 白居易 勝鼎栄筆巻子本コレクション
影 盃 落 中 聲来枕上 千年五老 鶴 峯白氏文集 巻十六 題元八溪居 元八が渓居に題す 白居易渓嵐漠漠樹重重 渓嵐漠々樹重々たり水檻山牕次第逢 ...
和漢朗詠集 松 源宗于 勝鼎栄筆巻子本コレクション
常磐なるまつの みどりも 春くればまさ いま一入の り けり いろ和漢朗詠集 松古今和歌集 春歌上 寛平御時きさいの宮の歌合によめる ...
秋歌下 鶉、きりぎりす 大東正伝筆断簡コレクション
嘉言(ヨシトキ)ね覚する袖さへさむく秋の夜のあらし吹く也松虫のこゑ 慈圓秋をへてあはれも露もふか草の里とふ...
和漢朗詠集 松 源順 勝鼎栄筆巻子本コレクション
十八公榮 霜後露 一千年雪 中 色 深和漢朗詠集 松類聚句題抄歳寒知松貞 源順難凋柏伴迎冬茂 凋み難い柏は伴って冬を迎て茂り易落楓慙送年森 落ち易い楓は慙じて年...
兼載雑談8 午年、吉水
兼載雑談一、俊成、定家、為家、何れも午のとしの人なり。歿日、俊成九月二十九日、定家八月廿日、為家四月廿九日。一、吉水...
和漢朗詠集 仏名 平兼盛 勝鼎栄筆巻子本コレクション
かぞふれば我身に積るとし月を送りむかふとなにいそぐらん和漢朗詠集 仏名拾遺集 冬歌 斎院の屏風に、十二月つこもりの夜 平兼盛かぞふればわが身につもる年月...
和漢朗詠集 仏名 菅原道真 勝鼎栄筆巻子本コレクション
香自禅心無用火花開合掌不因春和漢朗詠集 仏名菅家文草 巻第四 279懺悔會作 三百八言一切衆生煩悩身 一切衆生煩悩の身求哀懺悔仰能仁 哀みを求めて懺悔...
兼載雑談7 俊成勅撰集態度
兼載雑談一、俊成は、基俊に廿五歳の時より、門弟になり給ひしなり。基俊と俊頼は中あしかり...
和漢朗詠集 十五夜 源順 勝鼎栄筆巻子本コレクション
水のおもに照る つきなみを かぞふれば こよひぞ秋の もなかなり ける和漢朗詠集 十五夜 付月拾遺集 秋歌屏風に八月十五夜池ある家に人遊びしたる所 ...
兼載雑談6 小倉百人一首
一、懷紙短冊など手跡のあしくて、歌のよきが本なり。共にぐしたるは不及是非。姉小路殿云、...