唐詩選画本 登柳州蛾山 柳宗元 蔵書
のぼるりうしうのがさんに りうそうげん 登柳州蛾山 柳宗元 くはうざんしやうじつごなりひとりのぼりてこゝろいう/\ ...
鴨長明方丈記之抄 仮の庵5 罪業なり
罪業也いかゞ他の力をかるへき。衣食の たぐひまたおなじ。藤の衣麻のふすまう るにしたがひてはだへをかくし野邊の つばな峯のこのみ命をつぐばかり也 人にまじはらざれば姿を...
唐詩選画本 思君恩 令狐楚 蔵書
おもふくんおんを れい こ そ 思君恩 令狐楚 せうゑんあうか やんでちやうもん 小苑鶯歌歇長門 てふぶおほしめにみるはるまた 蝶舞多眼看春又 さることを...
鴨長明方丈記之抄 仮の庵4 もし歩く事あれば
若ありくべきことあればみづからあゆむ 苦しといへ共馬鞍牛車と心をなや ますには似ず今一身を分ちて二の用 をなす。手のやつこ足の乗物よくわが 心にかなへりこゝろ又身のくる...
唐詩選画本 七言絶句五 五言絶句五 蔵書
唐詩選画本 作者:芙蓉(画)、春臺、南郭(撰) 鈴木芙蓉、太宰春台、服部南郭 ...
鴨長明方丈記之抄 仮の庵3 富めるを尊み
たる者は、とめるをたうとみねんころな るを先とす。かならすしも情あると 直成とをば愛せず。たゞ糸竹花月 を友とせんにはしかず。人の奴たるものは 賞罰のはなはだしきを...
和漢朗詠集 落葉 含秋歌下人麻呂 元禄五年本
しらつゆもしぐれもいたく〔も〕るやまは した葉のこらずもみぢしにけり 貫之 むら/\のにしきとぞみるさほやまの はゝそのもみぢきりたゝぬまに 清正 落葉 ...
鴨長明方丈記之抄 仮の庵2 愁無きを楽みとす
なきを樂とす。すべて世の人の住 家を作るならひ、かならずしも身の ためにはせず。或は妻子眷属の 為につくり或は親昵朋友のために 作る或は主君師匠及財寶馬 牛のためにさ...
鴨長明方丈記之抄 仮の庵1 数ならぬ類ひ
ならぬたぐひ、盡してこれをしるべか らず。たび/"\の炎上にほろびたる家 又いくそばくぞ。たゞかりの庵のみの どけくして恐なし。程せばしといへども 夜ふす床あり。昼居る...
歌論 無名抄 諸浪名事
諸浪名 なみの名はあまたあり。のりつな入道がいひけるとて 人のかたりしはおなみさなみさゝらなみはうのてか へしはまならしといふみなこれなみの名也。と いひけれどい...