JN2IFL's ブログ

日常の出来事をゆっくりのんびりと。

しらびそ・蓼科・霧ヶ峰(宿)

2012-08-18 23:04:00 | ツーリング
 恒例のローカル各局ツーリング宿バージョンです。

 チェックインを済ませ指定された部屋に行くと8畳+8畳の続き部屋でバストイレ付。部屋自体は少し古いけど6人なら十分の広さです。
 雨中走行で濡れたウェアや手袋を干していると雷鳴とともに大粒の雨が降り出しました。もう少し到着時間が遅ければ悲惨な目に合っていたところです。
 めいめいが着替えを済ませつつ冷蔵庫のビールで喉を潤します。う~ん!何とも言えない至福の瞬間!

 夕食まで時間があるのでそれまでに温泉へ。部屋から一つ階段を降りたら目の前が大浴場です。そういえば誰かが「安い部屋は風呂に近いんだぜ~」みたいなこと言ってたな。
 内湯は薄い白濁湯で鉄のにおいがします。温度はぬるめで温泉好きの当局にはゆっくり入れてありがたい限りです。
 洗い場の数はそこそこあるのにほぼ満員状態。やむなく露天風呂へ向かうと一つ目は内湯とよく似た湯、二つ目が有馬の金泉に似た茶褐色の高温湯で、すぐわきには谷川が流れるなかなか良い感じの風呂でした。

 しっかり温泉成分を体に染み込ませたあとは夕食タイムです。値段が値段だけにあまり期待はしてなかったけど、川魚の造り、陶板焼き風の柳川、1人鍋、茶わん蒸し、天ぷら、十割そば、サラダバーなどまずまずの品数でした。誰だ~「添乗員コース」なんて陰口言ってたのは。

 部屋に戻って談笑タイム。PCZ局とUXE局はピアノコンサート(円天商法)へご出張。
 案の定SDKはふりチンのまま食事会場に行ってたみたいで、各局から「おい隠しとけ!」の怒号が飛び交い、NLUは「外を白いものが横ぎった!」とか訳わからんこと言い出す始末。まあ話題に事欠かない面々であることはありがたいことです。

 外の雨も一向にやむ気配がなく大粒の雨だれが・・・。えっ星が見えてるって?雨も降ってないのにその雨だれはずっと深夜まで続くのでした。
 なんか宿泊料が安い理由を垣間見たような(うっ寒!)

 早朝5時半、SDKが大きな声で誰かと話している。相手は誰かわかんないけど遠慮気味の小声。SDKは起きたかもしれんけど寝てる人がいるんだから「小声でしゃべれ!」
 目が覚めちゃったので朝風呂へ。昨晩とは男女入れ替えのようだけどあまり変わってる気がしなかったなあ。

 朝食を取って身支度を整えチェックアウトしたのは8時半すぎ。
 前に停めてたアメリカン2台がやっとどいた。(おい君たち。8時までに出発じゃなかったのかい!)

 駐車場玄関で記念撮影を済ませてから、ツーリング2日目に突入です。

 

(続く) 

しらびそ・蓼科・霧ヶ峰(1日目)

2012-08-18 22:42:00 | ツーリング
 恒例のローカル各局ツーリング1日目です。

 昨年は怪我のため参加できなかったけど、今年は体調をばっちり整えての参戦です。
 参加局と愛馬は次のとおりでした。
  PCZ局:ドラッグスター1100
  NLU局:FJR1300
  SDK局:テネレ660
  REN局:XJR1300
  UXE局:250TR
  当 局:CB750エクスクルーシブ
 こうして見ると3分の2がYAMAHA党なのね!

 集合場所は豊田勘八IC近くのミニストップ。時間は8:00と事前アナウンスしておきました。
 自宅から伊勢湾岸道経由で1時間余りと見積もって6:35に出発。帰省渋滞が心配された東名阪道は老体のバイクには少々厳しいほどの速度で流れています。御在所SAに差しかかった時、「ピーピーピー」とホーンの音を響かせてSDKのテネレが軽やかに追い越して行きました。おいっ、こっちのほうが排気量が大きくてマルチエンジンなのになんでやねん。そんなんスピード出したらエンジン壊れるやん。

 湾岸道から東海環状道に入ってもうすぐで豊田勘八というところでまたまた後方からSDKが接近。どうも途中で休憩してたみたい。今度は負けじとアクセルを開けてワンツーで集合場所に到着。
 少し談笑して8時過ぎにツーリング開始となりました。
先導は地元のUXE局にお願いし、飯田街道を東進して「どんぐりの里いなぶ」で休憩。この道の駅はバイク専用の駐車場所が1台ずつ区画されていることもあり多彩なバイクが駐輪していました。

 

 さて、ここから先のコースは平谷でR153からR418に入りフォッサマグナの谷沿いのR152を北上する計画をしていたけど、トイレを済ませて戻ってみると当局の案はあっさり却下。NLUの先導でこのままR153を飯田まで進んでしらびそ高原を目指すこととなりました。(距離は伸びるけどフォッサマグナを踏破したかったなぁー。まあ、三遠南信道の矢筈トンネルを通ったのは収穫だけど・・)

 天竜川を左岸にわたり、県道を経由して三遠南信道の矢筈トンネルへ。これを抜けたところがR152との交差点で、そこを大きく右折して蛇洞林道に入っていきます。標高をどんどん稼いで上り詰めるとハイランドしらびそに到着します。ここって貸切バスの団体客まで立ち寄る観光スポットなんですね。

 

 勇んで展望台下の遊歩道まで行ったけどお目当ての南アルプスの峰々は低い雲と下から湧き出るガスで全貌を見ることができませんでした。
 さてひとまず景色はあきらめては昼食です。当局はジビエ消費の一翼を担って鹿肉カレーをいただきました。プレツーリングで行った奈良の山中で食べてみておいしかったので再注文です。うん、今回も野生の癖がなく柔らかくておいしかったです。

 昼食を終えて出発のころになると雷鳴が聞こえ始めました。初めて経験したけど2000mもの標高だと雷さまも横方向から聞こえるんだね。

 下りかけてすぐに雨が降り出したけど6台が止まれる平坦地もなく大鹿村への分岐まで一気に下って雨具の相談。まだいいよの声を受けそのまま進むと大きな雷鳴とともに大粒の雨が。
 ここで各局とも雨具を装着・・のはずが一人だけそのまま雨の中で佇んでいます。そうですSDKです。訳を聞いてみるとレインウェアを持ってこなかったとか。うっそー掲示板に必携って書いたし直接電話でも言ったよね。

 

 雨も小降りになったので再出発。さすが林道だけあって未舗装箇所も。地蔵峠を越えるといつの間にかR152の表示が表れて道路もそれらしくなってきます。しかしここで安心したのもつかの間、分杭峠に差しかかると酷道の名を違えぬ状況になってきました。

 でも難所はここまでで、ここからはいたって普通の3桁国道に落ち着きます。天気も安定したので湖畔沿いの「南アルプスむら長谷」で休憩。小さな道の駅だけど焼きたてのパンが有名らしいってかもう食ってるSDK。きっと雨にしこたま濡れたのでエネルギー補給なのでしょう。
 長めの休憩を取ってからR152を先に進めます。最後の難所は杖突峠だけど峠を意識することなく下りこみ一辺倒。ほんの一瞬だけど諏訪湖や市街地が見えたりしてここまでの景色とのギャップがむっちゃ大きかったです。

 下界に降りるとやっぱ夏です。ここまでの涼しさとは打って変わって渋滞が暑さに輪をかけてきます。でも本日の宿はもうすぐ、メルヘン街道にさえ入れば横谷温泉に着いたも同然。茅野の街中を抜け意外とすんなり宿に到着。
 結構宿泊客があるらしく駐車場は満杯です。「屋根希望」と申し込んでおいたからか、大奥の場所を指定されて駐輪に一汗かくことになってしまいました。

ここまでの走行距離 351Km。

(続く)