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ディグリータイヤ交換

2007-06-16 13:16:21 | バイク
 ディグリーが我が家にやって来たときに、初期整備としてフロントタイヤは交換したけど、リアタイヤはサイドに細かいヒビがあるものの5分程度山が残っていたのでそのまま乗っていました。それから2000km走行してとうとう2分山位になったのと、RUDさんにダートで置いてけぼりをくってしまった(タイヤのグリップ性能より腕の差との噂もあります。)ので交換することとしました。
 タイヤの銘柄はフロントと同じD社のD605というON/OFF指向のものを通販で取り寄せて同じく自分で交換することとしました。


 いつものようにビールケースを活用し、リアを浮かせて作業に入ります。ブレーキロッドを外し、ナットを緩めてアクスルシャフトを抜き取ってチェーンを外すと簡単にリアタイヤが外れました。


 次に古いタイヤをはずす作業に入ります。バルブの虫を抜いて空気を抜き、リムに密着している部分(ビード。通称耳といいいます。)を足で踏んで外していきます。前回フェーザーのタイヤ交換時には全然落ちなかったビードも今回は簡単に落ちてくれました。フェーザーはチューブレスのため密着度も大きかったようです。
 実はここからが山場です。タイヤレバーを使って外していくのですが、年代ものらしくかなり硬直が進んでいてなかなかはかどりません。根気よく大小のタイヤレバーを交互に差し込んで少しずつ進めていき、3分の1ほど外し終わたっところであとは一気に外れてくれました。


 片側が外れたところで、チューブを取り出してもう片側をリムから外していきます。こちらのほうは初めにレバーを使うだけであとは簡単に手で外すことができました。ここで問題発見!外したチューブに2箇所ものパンク修理の跡があります。それも接地部分ではなく内径のリム側に大きな痕跡が・・・。普通はパンクなど考えられない場所なので、どうも以前のタイヤ交換のときにタイヤレバーでチューブを噛んでしまったようです。さらにリムの内側にもレバーで傷つけた跡があったのでヤスリでバリを取って修復しておきました。
 このまま古いチューブを使うこともできたけど、高価なものでもないのでこの際新品に交換とばかりにビーノで買出しに出かけました。ITOさんの紹介で格安で手に入れさせていただき作業再開です。


 まずはリムバンドを新しいものに交換し、次にタイヤのビードに洗剤を塗ってすべりを良くしてから片側をリムにはめ込みます。多少ともバランスが取れることを期待してタイヤの黄色い○印(軽点)をバルブ穴に合わせました。次にチューブを入れていきますが、難関はバルブをリムの穴に通すことで、当方の太短い指ではなかなか思うように行かず5分間以上悪戦苦闘した末になんとか通すことができました。
 チューブをよじれないように入れ終わったら、もう一方のビードに洗剤を塗りリムに組み付けてしまえば山場は終了です。

 仕上げに、軽く空気を入れては抜くことを繰り返してチューブの位置を落ち着かせたら、今度は高めの空気圧(3~4kg/cm)を入れてビードを出し、10分程度放置して空気圧が下がらないか確認した後正規の空気圧まで下げて完了としました。


 このあと試乗を兼ねてダートへ直行しショルダー部分までひと剥きしてきました。

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