定時近くで仕事を終えて列車に乗ると、乗換駅でディーゼル機関車DD51の二重連に遭遇します。
悲しいかな、既に貨車は連結されいつでも出発できそうな体制でありながら、旅客列車優先(JR東海の線路を借りている)のため時間待ちの状態です。
乗換の時間が手持無沙汰だったので、牽引する貨車の数を数えてみました。
タキ1000型のガソリン専用タンク車が15両、1両の積載容積が約60立米で積載重量45トン、自重が16トン余り。
手持ちの携帯電話の計算機ではじくと、牽引する貨車の総重量は900トンを超えています。トレーラー型タンクローリーに換算すると約45台分に相当します
これを1100PSエンジンを2基備えたDD51の重連、つまり4400PSのエンジンで引っ張っていくわけです。
トレーラーを牽引するトラクタの馬力が400~500PSなのを考えると、10倍のエンジンで45倍の仕事をこなすとても効率の良い輸送手段だと感じます。その上、鉄道の場合は機関士が1~2名でトレーラーでは最低でも45名が必要となり、人件費を考えると輸送効率では全く太刀打ちできません。
人手不足が叫ばれる昨今にあって、自動車輸送の利便性だけを追い求めることに限界が来ているのかもしれませんね。
悲しいかな、既に貨車は連結されいつでも出発できそうな体制でありながら、旅客列車優先(JR東海の線路を借りている)のため時間待ちの状態です。
乗換の時間が手持無沙汰だったので、牽引する貨車の数を数えてみました。
タキ1000型のガソリン専用タンク車が15両、1両の積載容積が約60立米で積載重量45トン、自重が16トン余り。
手持ちの携帯電話の計算機ではじくと、牽引する貨車の総重量は900トンを超えています。トレーラー型タンクローリーに換算すると約45台分に相当します
これを1100PSエンジンを2基備えたDD51の重連、つまり4400PSのエンジンで引っ張っていくわけです。
トレーラーを牽引するトラクタの馬力が400~500PSなのを考えると、10倍のエンジンで45倍の仕事をこなすとても効率の良い輸送手段だと感じます。その上、鉄道の場合は機関士が1~2名でトレーラーでは最低でも45名が必要となり、人件費を考えると輸送効率では全く太刀打ちできません。
人手不足が叫ばれる昨今にあって、自動車輸送の利便性だけを追い求めることに限界が来ているのかもしれませんね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます