OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

ランニング・ブームとレースへのエントリー

2009年07月07日 | ランニング
ランニングのブームは、世間で思われているほど、
突然やってきたのではなく、ジワジワと、流行ってきていたと思いますが、
爆発的ファン人口増加に決定的だったのが、
「東京マラソン」であるとういう点では、多くの皆さんと、同じ意見です。

「東京マラソンに加熱、集中しすぎでは?」と
思うぐらいです。

「東京マラソン」、魅力的な大会なのは間違いないでしょうが、
あのような倍率になるほどにすごいのか分かりません。
フルマラソンに出たいという人が、あれだけの人数になる
という人数の裾野の広さにも驚かされますが、
他の大会と比べても、不思議なほどの応募数だと思います。


「楽しい大会、良い大会に出たい。」よりも、
「人気の大会に出たい。」というのが、
先行してしまいがちなのかなぁ、とも思ってしまいます。

3回目の東京マラソンに初めて申し込んで外れましたが、
「当たったら出てもいいかな。」ぐらいで、
「二年連続で、当選して出場した」という話を聞いても、あまり羨ましいとも思いませんでした。


もちろん、
東京マラソンだけが人気なのではなくて、
どの大会も軒並み前年より出場者増、応募者増なのですから、
一つ、東京マラソンだけに集中しているとは思いませんが、
ブームになった大会ほどさらに人気をより集中させているように見えます。


全体として、ランニング人口、大会出場希望者のインフレ需要に対して、
大会数と参加可能人数の供給が追いついていないということもあると思います。


レベルも経験もまだまだで、生意気な口をきける立場ではありませんが、
私自信も、知り合いには
「走ってみるといいですよ。」
「せっかく走るなら、大会に出てみるといいですよ。10キロから
始めて、ハーフへと進めてみては。」と、言っていますので、
競技人口、ランニング仲間が増えることは、ファンの一人として
嬉しいことです。

が、「申込み開始、直後に待ち構えてエントリーしないと
すぐにいっぱいになる。」
「あの大会も、2日で締め切られた。」
ランナーが集まると話題になる大会というのがいくつかの
大会に決まって集中する、
というのは、行き過ぎという印象の状況かな、と思います。

海外のフルに行く人も多いですが、
那覇も人気ですし、湘南国際がすぐに定員で締め切られたことは
ランナー仲間の皆さんご存知のとおりですし、
フルではない手賀沼も、かなり早くに定員に達しました。


反面、どの大会も、運営や参加者の満足度向上に一生懸命に
なってくれていて、女性ランナーが特に増加している昨今では、
「ご当地名産」(すいか、さくらんぼ、ぶどう、、、)大会も
人気を集めていますね。


私自身が、実際に今年出場して楽しかった「横田駅伝」も「こんなに混雑するのか。人気あるな。」と思いましたが、来年も人気で混雑するとしても、
また、出たいとは思いますので、人気の大会に出場希望するランナーの方が多いことは、気持ちとしては、共感できる部分もあります。


もっと、自分のトレーニングの調子もみながら余裕を持って、
申込み期限設定日ぎりぎり近くにエントリーできるのが理想だと思うのですが、
そんな悠長なことを言ってられない現状です。

さて、
「炎症はよくなってきた。うまく練習できていないが、そろそろフルに
挑戦してみたいが、人気の大会は、すぐに締め切られてしまうし
今から、秋にどれぐらい身体を作れるところまで走りこめるか
分からないけれど、どれかはターゲットにしないと。」と、
悩んでいました。
ところ、


いろいろな出会いがあった、パラカップ2009
(本当は、前から目をつけていた、その1週前の東日本国際(相模原米軍基地)
を申し込もうとして、締め切り期限を過ぎていて唖然してしまい、
たまたま見つけたのがパラカップでした。)も
インターネット Runnet で検索して見つけました。

Runnetからは、メールでの大会情報も届きます。

「第1回 しまだ大井川マラソンinリバティ 富士山静岡空港開港記念」
の案内がメールで届いたのを、きっかけに、
「これは、秋のエントリー、のんびりかまえていられないな。」と
検索、検討を開始いたしました。

結果、面白いのを見つけることができました。


一つは、
「第15回小金井公園5時間走・フルマラソン大会」
です。
これまでの出場者の感想や、実施して下さる団体の
小金井公園走友会さんのホームページなども参照しました。


結果、
9月26日の
「第15回小金井公園5時間走・フルマラソン大会」
11月1日の
「第1回 しまだ大井川マラソンinリバティ 富士山静岡空港開港記念」
の 二つのフル・マラソンに 
6月25日にエントリーをいたしました。

フルに出場したことがなく、故障の少ない走り方への
フォーム改善中で、月間距離も少ないという時期なのに、
いきなり二つのフルは、かなり無謀なのは覚悟してエントリーしました。


9月26日の
「第15回小金井公園5時間走・フルマラソン大会」
は、「始発でいけるかな?」から調べました。
何とか前泊なしでも始発に乗れば行けそうです。
公園を周回するコースで路面も走りやすそうですし、木々が多いのも良さそうです。手作り感がたっぷりな、大人数大会でないのも良いと思いました。
エントリー・フィーも格安です。
ランナーの皆さんが、9月のフルは、「まだ、暑い」と敬遠しがち
なのは知っていますが、当日の気温や天気は分かりませんし、
公園内であれば、走りやすいかな、と思いました。
フルマラソン未経験者にはきつい、5時間制限があります。
(5時間 時間内どこまで走れるか と、同時開催のうちの、
フルに申し込みました。)
未経験の距離(前回はハーフのラストで失速というのが現状のレベル)
なのですから、フルを甘く見ているということは決してありませんが、
「最初のフルでサブフォー(4時間切り)狙い」などと気負わずに、
「5時間で、完走できるかどうかが明確なターゲット」
にできる点からも、このレースを初フルに選びました。


「第1回 しまだ大井川マラソンinリバティ 富士山静岡空港開港記念」
は、「フラットなコースです。」と紹介にありました。
制限時間もゆるいコースです。
5週で二つのフルマラソンを走れるのか不安ではありますが、
「第1回」という点が気に入りました。
前泊するか、当日朝、移動するかはまだ決めていません。
駐車場券を申し込みました。

記念すべき第一回 ですから、開催サイドの方々も
力を入れて成功させようとしてきてくれるはずですし、

先に長々と書いたように「どうして同じ大会にみんな集中しすぎるのか」
と疑問に思っていたこともあって、
「こういう、今年から始まる、穴場(?)大会も、ちゃんと
あるじゃないか。」というのを探せた、と思いましたので、
あまり迷わず、エントリーを決めました。


昨年、初のハーフに出場した地元開催の
「川崎国際多摩川マラソン(昨年から等々力競技場をゴール、
スタートにこの名称に変更、一昨年までの「多摩川ハーフマラソンin川崎」)
の日程は、二つのフルにエントリーの時点では知りませんでしたが、
さきほど、主催者の川崎市スポーツ振興課に、電話で確認させてもらった
ところ、11月15日(日)開催 (申込み受付開始が7月末日)と、
昨年と同時期開催であることが分かりました。
この大会は例年、湘南国際と重なっていましたが、湘南国際が今年から
スケジュールが前に変わったので、重ならなくなったということです。

がむしゃらに、いくつかのコースを決めて、
「できるだけ長く走る。同じ距離なら、前回より速く走る。」と
トレーニングの記録をファイルにつけて、ストップウォッチの数字だけ
気にして走っていましたが、

この春に、アキレス腱が痛む中で パラカップ2009ハーフに出場を
決めて、大会前の練習会で会ったトップギアのコーチの皆さんや、
同じく練習会に講師として来て下さった、スポーツアロマオイルマッサージの
プレミナのスタッフ、
トップギアの練習会で知り合った皆さんなど、
トレーニングについての情報量、アドバイスが増えましたし、
前までとはアプローチを変えました。

トップギアのコーチ陣のご指導で、
ショートストライド&ハイピッチ走法へのフォーム改善に取り組んでいる最中で、短い距離でならやっとそこそこのスピードが出せるようになってきました。
「後ろにかくように走る。」癖を直していますので、走る度に痛くなっていた
アキレス腱炎もよくなってきています。

筋肉トレーニングは嫌いではないですが、身体が硬いのが弱点なので
ストレッチにも積極的に取り組んでいます。

もっとスピードを出して、長く走れる持久力と、それで痛めない
エコ&セーフな走りができるよう練習を続けることと、
コンディショングとケアが、この夏の課題です。

あまり走っていなにのに、珍しくハムストリングス(大腿裏)が痛いのは、
日曜のパラファーム2009の「草刈」が、ハードワークだったため
のようです。体勢もきつく、たっぷり汗もかきました。


写真は、今年撮影の、父島の村役場近くに咲いていたプルメリアです。
(昨年も同じ場所で撮影した写真を掲載しました。)
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島唐辛子とマイクロトマトの生育 状況報告 

2009年07月07日 | 植物栽培
昨日は、パラファームの「草取り」アクティビティーで、
「イネ」の栽培に関する報告をいたしました。

今日は、以前に、芽が出た時と、買ってきてプランターに
植え替えた時に報告いたしました、我が家の
植物栽培、「島唐辛子」と「マイクロトマト」の
現在の状況を報告いたします。


買ってきてプランターに植えた島唐辛子
 (以前に紹介したのは、5月16日の タイトル 「苗を買ってきた硫黄島
  島唐辛子栽培のその後。現在の写真」)
は、その後、葉をどんどん増やし続けました。
朝顔だと一番先が折れたらそれ以上に伸びませんが、
島唐辛子は、途中で幹が分かれた、そのそれぞれが伸びます。
長方形のプランターに2本、植えたのですが、
現時点で、葉が重なりあうことなくちょうど良い間隔と
いったところです。
そのうちの一本の方は真上に伸ばしていた幹は、
遊びに来た鳥のいたずらなのか、理由が分かりませんが、
折れてしまいましたが、斜め方向に分かれた別の幹をどんどん伸ばしています。

白い花が咲いたのに気づくより前に、
緑の実がいくつか小さくなり始めまているのがあるのに気がつきました。
小さな緑の実は、だんだん、細長く伸び、やがて、色がオレンジ色から
赤に変わっていくはずです。数もどんどん、増えると思います。
おそらく、硫黄島になっているものよりも、ふっくらした形になると
思います。
ここ、数日、花も目立つようになりました。
去年の「集い」でいただいた株の硫黄島島唐辛子よりの真っ白な小さな花よりも、
花の色が、ややクリーム色/アイボリー色がかっているような気がします。

暑くなると、どんどん、伸びる島唐辛子、どれぐらいまで
多くの実をつけるのか、
辛さはどれぐらいになるのか、楽しみです。

今年も硫黄島でたくさんの島唐辛子を摘んできました。
天日干しも終わりました。
生の状態で刺身を食べる醤油に入れてつぶして辛さ成分を
醤油にしみださせる食べ方については、「冷凍しておけば、
同じ楽しみ方ができる。」と、先輩に教えてもらったので、
持ってきてすぐに、冷凍しました。

摘んでから、すぐにビニールに密閉すると、しんなりなってしまうのも、
祈念館同部屋の、「帰島ベテランのリーダー」の人に、
紙の封筒などで、「持って帰るほうがいい。」と教えてもらいました。

硫黄島で摘んだのは、
例年通り、細身で、非常に辛い、硫黄島でしか採れない贅沢な硫黄島島唐辛子す。



一方の、種のまき方が不安 だったマイクロトマト。
 (以前に紹介したのは 5月15日の タイトル 「マイクロトマトの発芽」)

その後に、発芽したのもあって、植え替えの間隔などの
要領もあまり分からずにまだ不安なままでしたが、
ある程度の間隔に、いくつかのプランターに植え替えました。
小さい頃は、強い風に弱く、倒れそうになったことがありました、
ある程度の大きさになってからは、強く、葉っぱを増やし続けました。

さすがは、原産が肥沃でない南米のトマトの仲間です。
芽が出るか、伸びるか、葉が増えるかなどの心配は、無用でした。

2週間ほど前から、花を咲かせ始めました。
この写真の花がマイクロトマトの花です。

背丈は、根を張れる深さによって決まるようで、
浅め小さめのプランターに一本植えたものは低いのに、
深め大きめのプランターに一本あたり面積は狭く植え替えた方は
背が高く育っています。

こちらのマイクロトマトも、どれぐらい実がなって
収穫できるのか楽しみです。


島唐辛子もマイクロトマトも、雨の当たらない場所に
置いてあって、毎日、少量ずつは水をあげていますが、
どちらも、暑さにもへこたれないし、水をそれほど多く要求しない
強い植物だということ点で共通しています。

花の大きさは、島唐辛子の方が小さいですし、色は違いますが、
花の形は、似ています。


人間の方は、これからの季節、十分に賢く水分補給が大切です。
いよいよ、これから、梅雨が明ければ、真夏の暑さ到来です。
熱中症に気をつけて、日々の生活、ランニング、トレーニングを
頑張りたいと思っています。


イネ、マイクロトマト、硫黄島島唐辛子 と、
これから夏にかけてが成長のピークになる植物の栽培について
紹介をいたしました。

昨日、パラファーム2009に参加の皆さんと、
「イネというのは、強い植物だね。」「そうでなけらば、主食とならなかったと
思うよ。」と、いう会話を交わしました。長い歴史で強くて美味しい種へと
品種改良されて今に至ったのだと思いますが、それでも、気候影響で、
不作だったりする年や、地域などがあります。

パラファーム2009の田んぼで育て始めたイネの品種は
「彩のかがやき」と、言います。

「彩のかがやき」を紹介してくれているホームページのURLです。
http://jahokusai.jp/sainokagayaki/top.html

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