サーフカヤックの世界では回旋筋腱板(ローテーターカフ)の強化が肩関節傷害の予防になると強調されています。だから僕もそれを実践しています。
今年の夏、サーフカヤッカーのYさんと話す機会があった。彼は整形外科の医師だ。肩関節の脱臼の話しをしいる時に、「どんなに腱板を鍛えても、(肩関節が)脱臼するシチュエーションを作ってしまえば、あっけなく抜けますよ」というのだ。どんなマッチョな人でも簡単に抜けると。
だから、パドルシャフトを顎より上に挙げない、バンザイしない、脇を閉める、これらが大切と教えてくれた。
さらに僕の経験では、肩関節を傷める人の半分は波打ち際の崩れ波(ショアブレイク)で沈してやられている。沈した状態でパドルが海底にひっかかり、カヤックと自分はブレイクに掴まって岸方向に引きずられ、肩を捻るのだ。このパターンで怪我する人は女性に多い。その事をYさんに話すと女性は肩の構造が元々柔らかく(ルーズ)で、一度傷めるとなかなか治癒しない「医者泣かせ」の傷害なんだと説明してくれた。
カヤックのリーダーの人にはこういうことを知っておいて欲しい。頭の片隅に絶えず置いといて下さい。
ないことを悲しむより、あるものに感謝しなさい。 石川洋(托鉢者)
最新の画像もっと見る
最近の「サーフカヤック」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 語学(2)
- 柔道(35)
- jogo式カヌークラブ(37)
- 鶏飼育(113)
- サーフカヤック(1069)
- シーカヤック(943)
- 引っ越し 鍼灸マッサージ院(20)
- シーカヤックフィッシング(1127)
- キャンプ(57)
- 菜園(258)
- jogo釣具店(33)
- jogoカヌー書店(10)
- 湘南野営同盟(77)
- 逗子カヌークラブ(64)
- 歩く 走る(175)
- ライフスタイル(78)
- 旅(89)
- ライフスタイル(244)
- プレゼント(25)
- ドライレクチャー(スライドショウ )(296)
- 家族(196)
- 新型コロナウイルス感染症(63)
- 健康(15)
- シュノーケリング(85)
- ファルトボートツーリング(71)
- カヤック艇庫(40)
- Take-licious(417)
- タイランド(97)
- 海(381)
- 遠征(542)
- 書籍 映画 テレビ(237)
- ノンジャンル(763)
- 旅行(0)
- 東北関東大震災(28)
- 3.11逗子CC基金(13)
- 自己紹介(17)
- Radio ga ga(19)
バックナンバー
人気記事