jogo式Canoe Life

その先に幸せはあるのか

 ネット社会になり、買い物はネット通販で、仕入れられる情報の量も多くなり、前より便利な社会になった。でも、それは人間が幸せになることなのか、最近疑問に思うようになってきた。

 嫁さんの友人が「ロマンス詐欺」に引っ掛かっている。ソマリア在住のジャーナリスト、jeffly(仮称)からfacebookで友達申請が。ここからラインに引き込まれ、会ったこともないのに、ホットな関係に。もう頭に血が上り手がつけられません。帰国したいけど、飛行機代100万円を振り込んでと。ここで周りの友人たちからキツく詐欺だと指摘され関係は立つと言っていたようだけど・・。どう言うわけかその後、相手を見てか(払える金額)、10万円に減額。そして、友人たちに「お金を貸せるならいくら貸してくれるか?」と聞いてるように。友人たちはキツく絶対貸さない、そんなこと言ったら縁を切ると迫る。ITに詳しい友人がJefllyの実態(多数の女性と連絡を取っていることや交際していること)を調べ伝えたので、熱は冷めたよう・・(現在)。

 こう書くと簡単ですが、人の想いや弱みをよく掴み、かなり心理学的に高度な技術を駆使していました。これでは、素人は逃げられないな、ハマってしまうなというレベル。みんな自分は大丈夫だという。だけど、この手のプロに狙われたら、結構簡単に騙されると思う。

 現在のSNSの広告も冷めた目で見ると詐欺系が多い。印象で10%ぐらいは危険と見とれます。このロマンス詐欺の話を周りですると、結構、親戚が投資詐欺(SNS経由)にあったとか、特殊詐欺にあったと言う話が出てきます。
 嫌な世の中になったな、と思います。ネットとの付き合い方、スタンスをもう一度見直したい。そして、どうしてもネット社会に疑問を持ってしまうのです。「ネットは人を幸せにするのか?」、今一度考えたい。

年ソーシャルメディアを創設した多くの人たちは「ソーシャルメディアは世界をつなげる良いものだ」と主張します。実際はトライバリズム(部族主義)を助長し人間関係を修復するどころか分断を生み出しています。これは創設時の神話と今日の現実が衝突しているいい例です。 ジュリアン・テッド

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