jogo式Canoe Life

避けては通れない話(3)

 サーフカヤックのセルフレスキューはロールのみと思われていいますが、そうではない様に思います。それは、再乗艇。岸が近く、流れのないところでは岸までカヤックをひっぱて泳げばいいですが、カレントやオフショアで沖に流された時、沈脱した状態だと、どうにもならなくなります。沈脱して流される時の不利な点は2点。視点が低くなり、自分の状況を把握しづらくなること。2点目は、パドルを使えない状況ではとんでもなく推力がないこと。荒れた海でカヤックを引いて長距離泳ぐのは至難の業です。再乗艇ができれば、この2点の問題を克服できます。
 以前はサーフカヤッカーは再乗艇の練習をしたのですが、最近はやる人が少なくなったように思います。コクピットまで水が入り、できないという人がいますが、前後の浮力体を入れておけば、完水しても漕げます。バウが沈んでしまう事もありますが、バックで進んで行ったり、腹筋に力を入れて、身体全体を後ろにそらしながら漕げば、前進できます。
 リエントリーロールも悪くありません。現在海水温は20℃、まだまだ練習できます。再乗艇練習の復興を願うのであります。

Do what you feel in your heart to be right for you'll be criticized anyway. Eleanor Roosevelt

コメント一覧

jogo
sanpoさん ども。
 ショート、頑張ってるみたいですね。みんな上手くなってしまったからかな?沈脱しなくなったので、再乗艇の練習をやらなくなったきたのかもしれません。久々にレスキュー練習をしてみようと思います。
sanpo007
その通りだと思います。

リエントリーロール、普段波間でロールするカヤッカーは少しだけ練習すれば出来ますよね。
どんな過酷な状況でも確実にロール出来るってまだ僕は云い切れませんし、今後も云わないでしょう。
今度、波の無い日に久しぶりに練習して見ますか!
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