jogo式Canoe Life

今夕の逗子海岸


 艇庫のシーカヤックを縛り上げました。明日はもしかすると、サーフカヤックは室内に避難させます。
 海岸を散歩しました。きれいな夕日。昨年のあの3月11日、僕は南風の強いこの海岸に立っていました。津波を見て、「ついに来たな」と思い、そして、これから起こりうることに思いを馳せました。「えらいことになるぞ」。
 下手をすると「シーカヤックという文化が滅ぶぞ」、と思いました。それを避けるには、まずは強い人から海に帰り、漕ぎ始めないといけない。シーカヤックのキーマンに会うごとに、早く漕ぎ始めてくれと話しました。まだ昨年の3月中の話しです。反応は千差万別でした。そしてその反応は僕に大きな示唆を与えてくれました。
 僕は震災の次の週から漕ぎ始めました。おそらく、東北関東地区で、一番最初に漕ぎを再開いたパドラーだと思います。あれから1年が経ちました。海に踏みとどまっている人、逆に離れてしまった人。行動もまた千差万別です。それでよしです。自分の信じる道を前進するのみだから。
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