さっきのエビデンスです。
興味深いのはこの話を麻生副総理が否定せずにコメントしないと躱(かわ)した点にあります。
総理のように五輪開催の方向なら否定するのがセオリーです。
ところが否定しないでコメントしないと躱すのであれば、
当然疑いの目で見られます。
今後の状況次第では中止も有り得るし、縮小開催も検討しなければならないのかと幅広いグレーゾーンの中で暗中模索状態なのが露呈しています。
>尾身会長は「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の時に同じようなことが起きましたね」と、HPVワクチン接種後の体調不良がセンセーショナルに報じられたことで、接種が7年以上も事実上ストップしている問題にも触れ、こう語った。
「正しく、しかもわかりやすく、みんなの共通の理解が得られるためには、単に数値を出すだけではなくて、コミュニケーションのスキル(が必要)というか、相手の受ける側の立場や気持ちもわかった上でコミュニケーションをしないと、分断や差別などワクチンそのものよりもそのことが事件になってしまうことがある」
こうした懸念がある一方で、一部の週刊誌やワイドショーなどではすでにワクチンの不安を煽ったり、「感染予防効果はなし」などと有効性を否定したりするような報道も散見されている。
やはりこの次元での話なのかと思います。
失礼ですが、ワクチン接種後の副作用や実際の感染状況で信頼の流れは変わるのかと想像されます。
強制的に撃たされる意識が過剰で自分達の感染等に意識が低いのも有るのかと考えます。
結局、騒ぎに便乗しようとして止めたと言う流れを見ても科学的な話よりは
ワクチン接種拒否のような運動に光を当てたいマスコミの本音が見えてきます。
記事のバリューを社会正義よりも一般の関心度に置くからこうなるので
情報番組同様に電車の中吊り広告のようにセンセーショナルに走って結果として中身が偏ると言うか下手すると誰得なんだろうとなってしまいます。
ニュースサイト等で定期購読者数を確保しないとなかなかこのような陥りやすいトラップから抜け出せません。
五輪開催の是非をきちんと話し合う雰囲気にならなければ中止の方向に崩れるのは仕方ないです。
一説にIOCと日本東京の我慢比べでどちらが先に言い出すかとか記事にされていますよね。
代償をどこが持つのかでかなりシビアでは有ります。