基本的な問題として、大きく二つに分かれるのかと思います。
先ず、大きいのは答弁のしように困った時にこれまでの説明、国会だと官僚の作った文書を繰り返すなどのやり方があります。
噛み合わないと言うより期待する答えを答えないような話です。
もう一つが首相ご自身で理解されていないパターンでしょう。
特にワクチンに特化した対策だった為か、尾身会長や都知事は何度なく人流のお願いをしているのに菅首相はそれが目立たないのです。
それに下記のような話で反感を買いやすいのでした。
五輪開催で問題だったのは間違ったメッセージになってしまったのが有るのかと思います。
五輪開催で反感を買わないように少しは配慮した物言いなら、五輪開催中に国民も大人しくなったのでしょう。
それが一方的な物言いで、マスコミに耳を貸さないからマスコミが騒ぐのです。
そしてこれが一番厄介なのですが、国が国民の話を聞かないし、五輪を開催するくらいだからと人流が減らなかったのかと思われます。
五輪が盛り上がって外出する人はいても少数で限られた場所でした。
にもかかわらず、感染が拡大した背景にはデルタ株の感染が強力なのと同時に不要不急の行動ですら感染リスクが高かったのでしょう。
デパ地下で食品を買うのは必需品ですから。
満員電車だとしても仕事ですよね。
そこまでの理解と言うか、分析する能力を求める訳ではありませんが、専門家も含めて予見が出来ていなかったのでした。
ワンクッション、マスコミによる人流への表現と言うか、自粛特に若者などに同情的な表現だと結局感染が減らなかったのです。
そして何より被害なのは若者は大丈夫と言う変異株以前の経験があった事に重症化なのでした。
未知のウイルスだったとは言え、読みが甘いと表現もさまざまで結果が悪くなってしまいました。