基本的な話として通貨としての円の信用は金利差や外貨準備高、国際収支で決まるし、日銀の領分です。
そして国際発行の推移を見ても結局は
と言う事になりました。
消費税増税10%にした事でも税収はかえって下がっているのかと思います。
消費が前倒しになってその後の低迷なのがあります。
それに2014年にも消費税は上がっていますから。
その任期中に2度も消費増税で景気の減退をさせているのです。
項目は増えても税収は増えていません。
増えて実績があるくらいなら誰も消費増税を非難しませんよね。
反対に災害復興やコロナ対策は必要なものですし、結果としてそれなりの景気高揚に結びつく場合もあります。
結局のところ、財務省にとって良い人材でも国や国民にとって良い人材なのかと言えば単なる失言王でしかありませんよね。
さりとて、最大の問題点は彼だけではなく、その財相に予算を要求して尚且つ税収増になるような景気高揚に出来ない政治家や官僚なのかと思います。
特にこの9年くらいの日本の活躍分野は限られていました。
特に一部の商品は海外生産へと置き換わりその分日本の総生産は落ちますよね。
もう一つの問題として、麻生さんの印象として以前ハローワークでの相談で求職者になんやってきたんだと言うような話し方で自分達の景気対策の悪さ、偏りを自覚していませんでした。
雇用指標で景気を改善させようとすればもう少し違った事に予算を使わせたのでしょう。
本人が冗談で言ったコンクリートを使うような物ばかりにはしなかったのかと思います。
日本の国際的な金融の力が落ちるのかと言えば、既に中国からすると落ちています。
更に中国が信頼を得ればもっと国際的な中国の金融の力は増すのでしょう。
なので麻生さん個人に頼るのもどうかと思います。
現実的にはTPPなどの実績の方が大きいのですけど。
別に麻生さんの悪口が書きたかったと言うよりもこの9年間も相変わらず税収を根本的に増やすような新規需要拡大に繋がる投資が出来ていないのです。
また、オペレーションシステムOSや情報通貨サービス、通販分野で遅れをとったのもやはりこの国の景気や地方過疎化などに影響しています。
最低限、その地域で消費する分の収益がないと当然ですがその地域は廃れるのでしょうから。
最大の悩みはたぶん、人が変わったくらいでは良くならないと言うのが組織的に継承されているのは事実です。
単に予算の浪費を抑える為には派閥の領袖にして総理経験者としての凄みはありましたけど。
デジタル通貨なども遅れたのもこの方でなかったら、少しは改善していたかもしれません。
口が過ぎたとは反省していますが、この先変わって少なくとも国の方向性で景気が高揚するような他国並みの政治にならないと国民が悲惨です。