中間層への分配だと思い込んでいる人達は考え直して欲しいのです。
中間層の所得を増やす話が先かと思われます。
また小さな政府だったら、本来赤字国債なんて発行しません。
誤解だらけになった原因はおそらく選挙向けのリップサービスでPB黒字化や財政の切詰めを考えていないからに他なりません。
つまり、無能なバラ撒きをしてもGDPは大きくなりません。
政治家は選挙ですから仕方なくても、マスコミはきちんと見ていかないと所詮苦労するのは国民ですから。
それに中間層への分配をしてもまた貯蓄へと回ります。
何故こんな感じに受け止めてしまうのかと言えば、税収不足への実感がないのでしょう。
また、円の価値に関する知識や情報も理解していないのかと思われます。
単純に中間層へのバラ撒きを実施すれば、円の価値の希釈はかなり激しく、円安になって輸入物価は上がるのかと思われます。
そして収入が伸びないで下手するとオイルショックです。
先ず、やる事をやって中間層の所得を増やすような状況を作らないと景気が良くなりません。
ベアを無くした時点で経済成長はかなりの確率で小さくなっています。
そこからの見直しでないと回復は期待薄です。