朝日新聞の論調を乱暴だと言うのなら、この方のこの記事も相当無理矢理な感じがします。
血統と言うよりも継承や相伝なのかと思います。
自民党政治の大きな括りでは改革派やリベラルも含めても譲れないフォルムが有ります。
ですが、問題は変更しなければならない点を明確にしてそこを記述すれば分かり易いのでしょう。
例えば、一連の不祥事は再発しない為にはその原因を追求する姿勢も必要です。
それが今回の選挙の主眼になって批判票が野党統一へ流れるシナリオではないかと見ています。
政治とカネの問題を解決出来ない自民党にお灸をすえるのかと推測するのです。
朝日の自民党路線のような安倍菅岸田と言う流れになる部分とならない部分を分けて考えます。
流れになり易いのは金融緩和や経済政策でしょう。
麻生さんは相変わらずのポジションですから。
外交にしても継承云々以前に相手のある話ですから、進展するかは相手次第な部分もあります。
流れが変わるのはバラ撒きと言われるような経済対策は感染状況が好転すれば盛んになるのでしょうね。
また、菅さんのデジタル化や改革しようとした点は違う形になるのかと思います。
それと各政権で終わらせているテーマは有るし、その後にテーマが動けば違う政治に自然となります。
ただ、大きな問題は与党野党に関わらず解決し難い財政、新型コロナの根本的国内製ワクチンや薬の開発、エネルギー問題で再生エネルギーを増やしてLNGなどを減らす努力等々挙げればキリがありません。
それは野党がやっても解決し難いのかと思います。
野党の意見に近づけても良さそうな点で言えば選択的夫婦別姓や多様性への理解なのでしょう。
新聞やテレビで政治を議論すればどうしても朝生のような白熱した議論か、視聴者・購読者に合わせた内容になりがちです。
幾ら重要な話でも小難しい話をしては嫌われます。
おそらく、この選挙はかなりの確率で方向性を変える可能性を秘めています。
それはこれまでの自民党政権のモラルでは通用しない点で、表向きだけでも変えていかないと信頼も得られないのかと懐疑的です。
野党が伸びても有能な訳では有りません。
消去法ですから、その点が確かに今後の課題なのでしょうね。