>男女間の賃金格差を容認したとも取れる発言で、批判が出そうだ。
今、違う話題で盛り上がっていてそれどころではないようです。
ですが、相馬市長で検索するとやはり批判は出ていました。
本音を言うとこれが正しい状況把握で有る事の問題点を本質的に把握出来ない人達が騒ぐのでしょう。
しかし、言って良い事と悪い事は有りますから言うべきではありません。
問題点の本質は女性の収入云々よりも女性の幸福感が違ってしまったのをきちんと説明すれば終わる話です。
元々、こうなる前でも三高と言って、高収入、高身長、高学歴と言う話でした。
そして、女性の一部で低賃金や非正規で結婚を意識すると当然ですが暮らせていける収入の話になります。
それは男性一人分ではなく、女性の分もですから、昔同様に高い収入を求められます。
500〜600万といった所のようです。
>男女別30代の平均年収は? 国税庁のデータによると、男性では30代前半は470万円、30代後半は528万円です。 女性の場合は30代前半が315万円、30代後半が314万円です。
現実はこんな所だそうです。
あと、更に気にいる、気にいらないがありますから
>日本結婚相談所連盟のデータでは、全会員のお見合い平均成立率6.6%と公表されています。
こんな話なんですよ。
相馬市長の話のポイントは生活に足るだけの収入がないと結婚は難しいのは当たっています。
その次に男女格差ではなく、男性の収入が足りないとなる話の前提は共働き前提でも成立する場合としない場合があるのは仕方ないですよね。
それこそ好みで共働きでも良いから結婚したいような状況なのかです。
ですが、現実問題はそこですらないような話も有るのかと思っています。
勿論、女性で高収入で結婚しなくても困らないし仕事が面白い人もいるのでしょう。
日本の最大のミスは可愛いを肯定して、出来る女性の評価が絵に描いたように上手くないのです。
何故そうなるのかと言えば、男性社会だった頃の名残りで、仕事の評価は正当にされないのです。
元々、トヨタにしても未だにあの調子ですからそんな会社世界でも稀なのもあるのかと思います。
もっと悪いのは政治の世界の世襲です。
となるとよほどトンビが鷹でも産まない限り変わりません。
最近は変わってきたとは思いますが、それでも結局モテる人に集中するのが世の中です。
男女平等を正に出来るような話の前提は仕事もそうですが、責任感を保てるのかとおそらくそのストレスに耐えるだけの状態でもいいのかです。
こんな事を書いてもどうにもならないのですが、簡単に言うと最小人数で仕事を回すから辞めさせるか、給料を上げないかでしかありません。
そしてその両方でもダメで潰れていくのがかなり存在するのが現実です。
どうしてそこまで厳しいのかと言うとほぼ政治家は世間知らずで回らない社会を放置したままでも大丈夫だと思っています。
ところが、相馬市長のように普通に一般人レベルのお喋りをしてしまうとこうなるんですよね。
実際は欠陥だらけで世の中が回っていかなくなっています。
理想論の男女平等も良いのですが、それには前提として男女の差がないような状況が必要です。
勿論、仕事のスキルもそうですが、それ以前に仕事の概念や顧客対応の意識が成熟しないと無理なのかと思います。
実際のところ、女性で活躍していらっしゃる方ですら自己中心的な価値観は捨てられません。
それが勿論女性としての生き方ですから。
働き蜂のような自己犠牲なんて無理な話なんです。
自己犠牲をしたら家族も崩れますし、まして子供を産んで育てる意味が失せます。
しかしながら、ほぼ日本の社会は大前提が自己犠牲を覚悟でないと回らないのです。
バカ殿ではありませんが、現実頭の良い家老で持たせているようなものです。
でそれ以下の犠牲無しには堅持するのさえ難しいのがこれまでの男性社会でしかないのです。
だから、奉仕とか縦社会とか幾らでも表現されるのです。
そしてその男性社会だった名残りに女性が入って当然の権利やあるべき姿を言い出せば困るのは自然な流れです。
外資とかで先進的な経営者ならともかく、世界的に有名な会社でも日本子会社で長く日本社会で生存し続けるとどうしても日本社会に馴染みます。
顧客にしても例えば非正規社員の雇用にしても日本社会のそれが通るのですから。
アメリカでたぶん価格は値切らずとも競争で下がりますが、日本は値切るのが有る物と無い物がありますよね。
まして、現実的には以前はデフレでした。
値切る側の論理でいる以前の家庭の主婦の思考だととてもやっていけないのです。
長々と書いた割に結論は最初の正論だけど言ってはいけない話です。
仮に男女平等で結婚させるような社会にするとすればかなりのコストになっておそらく日本社会だと回らなくなります。
韓国で賃上げをしたのと同じような事になるのかと想像するのです。
どちらかと言うとこれが結論かもしれません。
残念ですけど。