専門家が下記のように言っている時点で詳細を詰めないと成功するか否かハッキリしません。
経済のパイ拡大 重要…三菱UFJリサーチ&コンサルティング 小林真一郎主席研究員
>分配するには、まず経済のパイを大きくする必要があり、成長戦略が重要になる。
分配原資 財源明示を…ニッセイ基礎研究所 矢嶋康次チーフエコノミスト
>恒久的な分配を行うなら、財源の議論は避けて通れない。
永濱利廣 認証済み | 第一生命経済研究所首席エコノミスト
>こうしたことからすれば、アベノミクスで足りなかったのは再分配ではなくパイの拡大であり、感覚や格差の実態を表さない指標を基に格差が拡大していると判断すると、経済政策の判断を誤る可能性があり、多くの国民が経済成長の恩恵を受けられなくなる可能性があります。
門倉貴史 認証済み | エコノミスト/経済評論家
>アベノミクスの負の側面である所得格差や資産格差の拡大を是正するのは望ましい政策といえるが、金融所得課税の強化については、年金不安の強まりを通じて本末転倒の結果を招く恐れがある。
こう並べてみるとアベノミクスの3本の矢の3本目の成長戦略が不発に終わっています。
それが成功していたら、財源も有ったのかもしれません。
金融所得課税の強化については今後議論や市況も含めて反応次第でしょう。
今回のコロナ対策でかなり給付金が定着したのでしょうが、経済状況に応じて例えば原油高に対する給付とか、輸出が滞る場合の融資とか形を変えてバックアップするのも検討してはどうかと思います。
それでかなり長い期間の話のように言っておられますが、高級財源もなく岸田総理の任期中しか有効期限がないとすればその間だけ格差是正に取り組むことになるのかと予想されます。
野党が変化を求めてチェンジと言っているのですが、本当に変わらなければならないのは今格差の是正で分配を増やされる対象にされるような人達や会社です。
変わると言っても個人で言えばスキルや資格、会社で言えば優れた特徴を有するような点なのかと思うのです。
それによって賃金や給与、会社なら収益を増すように仕向けるのが常套手段かと考えます。
そうすれば恒久的に対策しなくても対象を減らしていけるのかと推察します。
でもこれが難しいのですが。
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