宮根誠司「大手メディアが報じないものをSNSが…」兵庫知事選で安野貴博氏&泉房穂氏も提言(日刊スポーツ)
元兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏も「特に選挙期間中にテレビの報道がピタッとなくなる中で、情報が欲しい方がSNS、ネットに情報を取りに行きますから、やっぱりテレビはもっとしっかり報道した方がいいかな、と私はあらためて思いますけどね」と語った。
泉房穂氏は61歳で現実的には昔なら定年退職するお年寄りです。
Xで見かける年齢層ごとの投票先が若い人ほど斎藤元彦氏になっています。
その理由はテレビ世代でない生まれてきた時からインターネットがあった世代だからです。
双方向通信が当たり前の人にテレビ世代の常識が通用するのか疑問でもあります。
テレビのニュースも見ないとしたら、幾らしっかり報道しても無意味です。
その世代に相当するコア視聴率はニュース情報番組だと5%程度しかありません。
昔みたいに10%は確実に見ている時代とは違います。
ゲームや動画を見ているとすれば、入ってくる情報は口コミに近いラインかそれよりは匿名性が高いSNSとなります。
ポータルサイトなどのニュースや動画サイトのおすすめに斎藤氏への追い風になる情報が有ればそれに繋がってしまいます。
また、立花氏が演説で行った泉房穂氏の物真似でパワハラシーンの再現はまさに相手の一番の目立つ発信者に対するものかと思いました。
おそらく、狡いのはこの手の話を聞きたがる世代にウケる事をしている点です。
常識が通用しません。
稲本和美さんが
稲村氏は「候補者の何を信じるか、どのような情報に基づいて投票行動を決めるのかという点で課題が残った選挙戦だった。何が争点だったのか。斎藤候補と争ったというより何と向き合っているのか違和感があった」と振り返った。
つまり、それが前提条件となっていたはずの元知事の印象を立花氏が変えてしまったからでしょう。
それにはパソコンの中身の情報を晒した事による大逆転劇があったように見えます。
まともに戦っていない相手に幾ら旧式の選挙活動しても暖簾に腕押しです。
そして何より組織票を超える県民の怒りや改革の意思で選挙が動いたのは兵庫県民の行動が大きかったのでは?
誰を選ぶかの選挙から誰が信用できるのか何をして貰えるのかへと移っています。
それでも他県にいると迷うのです。
現地の状況が読めません。
4日前まで連座を気にする程に万が一の場合を考えていました。
それは杞憂に終わりました。
NHKの当確が出るまでは何かぎこちなかったのはこう言うのに慣れていないからでしょう。