「キムチと味噌汁」という本を出版された嶋田和子さんが講師。日本と韓国との異文化交流を進めて来られた。嶋田さんは、「「留日反日」を「留日親日」に、中国人留学生の間では、「留日反日、留米親米」という言葉が語り継がれています。日本に留学すると日本が嫌いになって帰国する、アメリカに留学するとアメリカが好きになる、という意味です。私はそれはとても危険な事だと心配しています。中国人でも韓国人でも日本にあこがれて留学して来たのに、いろんな場面で不愉快な思いをし、日本が嫌いになっては、日本にとって大きなマイナスです。そうならないよう、私達が韓国、中国のことをもっとよく知って、相手の心を深く理解すべきです。
参考1、2003年「日本語ジャーナル」2月号提載記事に「外国人に対する入浴拒否は差別」アメリカ人とドイツ人の3人組で小樽天然温泉に出かける。
=「外国人はお断り」と拒否される。
=「自分は日本人だと主張」
=拒否された為、札幌地方裁判所に訴えた。
=温泉は、賠償金400万円支払う。
参考2、2004年4月「入居希望インド人に肌の色質問」
=男性は勤務先のソフトウェアー会社に近い戸田市で賃貸住宅を捜すため」、、不動産仲介会社に電話で問い合せた。応対にでた女性社員は男性に「肌の色は?」と質問、男性が戸惑っていると、社員は「普通の色ですか」と聞き、男性が「普通の色とは」と聞き返すと、社員は「日本人みたいな色」と答えた。男性は怒りを覚えて電話を切り、その後に同社に抗議した。」いろんなトラブルが起きています。異なる価値観の人とどう付き合うか、国際感覚を身につける授業が必要な時代にあります。
日本にフィンランド人ラウリー、ビッヶネン(23歳)が勉強に来ています。4月2日に来日し、縄文心導ストレッチ、合気道、日本語を一生懸命やっています。3ヶ月の観光ビザが切れるので、JRパスを使い九州の阿蘇、黒川温泉から広島の宮島、原爆記念館、岐阜養老天命反転パーク、京都、札幌から青森の三内丸山縄文を旅行して、日本の心導縄文のインストラクターの人達、また日本企業のテイケイ?札幌支社から迎えられ、感動の中フィンランドへ帰国しました。ラウリーは日本で勉強を続ける為、7月20日に再来日致します。日本の文化と日本語をマスターしたいと思っています。ドイツ語、スウェデン語、英語、母国語と4ヵ国語喋れるけど、日本語は難しいといっていました。日本語の文献を自分で読めるようになると頑張っていて、私も出来る限りサポートしたいと思っています。若いから頭も柔軟、3ヶ月の間に日本語を聴けるところ迄来ています。語学をマスターするコツを知っていて、電車の中でもイヤホーン付け、ひらがなを筆記しながら覚えています。繰り返しの作業です。
私の小さい力ですが、個人の好意の積みかさねが”チリも積もれば山となる”を実行し、人の貯金をしたいと思うのです。日本が世界の孤児にならないよう、未来に向けて!発信しています。