サンフランシスコで中国人ジェイの大学卒業お祝いに招待されました。
彼女の両親は1970年のベトナム戦争時にボートピープルでアメリカへ亡命して来ました。
広東料理屋には、イタリア、カナダ、台湾と世界からこのお祝いの為に来られ、色々な当時の話をされていました。
当時のベトナム在住の中国人は大金持ちでした。
戦争になってから銀行においていた大金は全部没収されたそうです。
金色の紙に紙幣を包み隠し、船に乗り込んみ世界へ散って行った。
アメリカが戦争の罪滅ぼしに我々を受け入れたという話などをされていました。
最年長のジェイの祖母は86歳、とてもお元気で足腰も強く、今も歩くのが早く、戦争体験されている人は強いですね。
この会に去年11月に海の事故で亡くなったディビットのご両親もジェイは招待されていました。
両親は笑顔を絶やされませんでしたが、帰りにCokoの家に寄られ、ディビットからプレゼントされた犬のイイナを抱っこしながら涙ぐんでいられました。
子供を先に亡くした親は身を切られるように辛いんですね。
中国人の食に対する欲求は物凄い!次々に出てくる料理を四時間、おしゃべりしながら胃袋の中に。日本だとそろそろ歌や演説を始めるおじさんが出てくるのにと(笑)
広東料理は美味しいですね、最後のデザートまでせっせと食べ続けましたが、中国茶を飲みながらでしたので消化も良く快眠しました。