サンフランスコは冷え込んでいます。日曜日は泣く子も黙るという恐ろしいアトカトラズ刑務所後で、デニスバンクスを先頭にした、ペルティエ抗議デモが開かれました。
ネィティブインディアンのペルティエは64才、死刑判決を受け牢獄に33年入っています。まだ31歳の頃FBIとネィティブの撃ち合いになり、FBIの警官が二人死んだことで、ペルティ二がつかまりました。
しかしFBI の警官の体に打ち込まれた弾はFBIのものだったという話もありますが、証拠は警察が持っていて、公開されていません。
ペルティ二の映画も製作されています。33年も刑務所内で生活してきた人の心理的なものを感じてみたいと思い、セレモニーに参加しました。
ペルティエは、デモがないうるさくない所のフロリダの刑務所に移されているそうです。ネィティブの人たちは不当な扱いをこの350年間もの間受け続けています。
今年はこの集まりに大勢の人が集まり、私たち一行(越川威夫氏、園田さん、真理子さん、渡邊さん)はアトカラズ行きの船に乗り込むことが出来ず、第二部のサンフランシスコハーバーでの大会に参加いたしました。
越川さんは「今まではマイナーなものだったのに、こんなに人が集まるなんて今年は凄いです。切符が売り切れるなんて今までにないことです」。と言われていました。
デニスのスピーチも今までにない迫力あるものでした。ネィティブの人たちの長い羽根が付いた冠を見ていたら背骨が立って来るのを感じます。ネィティブのセレモニーは、いつも心を洗われます。
日本からエイズの研究会に来てありましたドクターの渡邊さんもご一緒いただき、私たち園田さんや鍼灸師の真理子さんも、渡邊さんから最近医学情報などを聞かせていただき、大変良い勉強になりました。
渡邊さんのお話に、エイズが死にいくものではなく、良い薬が日本人の手によって開発されたことなど、明るいニュースを聞いて、真理子さんも感心していました。
渡邊さんもデニスバンクスにお会いできたことはとてもラッキーですと。渡邊さんは今日がお誕生日で縄文人の里の青森出身、ネィティブアメリカンの縄文人がこの日に会ったのも何かのご縁ですね。
ペルティエについて日本語
http://walkinbeauty.net/peltier.html