広島は、この地球上に長崎も含めて原爆投下された、ただ唯一の国で、世界に名前が知られています。
しかし、原爆の悲劇は終わったわけではないことが、最近わかって来ました。
夕食の時に佐々木さんのご主人から「倉富さんアメリカで人種差別を感じたことありますか?広島と聞くと、差別されていました」と。
人種差別は、白人と黒人の世界だけと頭で考えていたので、差別がどんなものか実感出来ていません。
佐々木さんのクライアントのお手伝いしていますが、昨日伺ったピアノの先生の女性のご主人は脳溢血で50代急死されました。
ご主人は、自分は広島で被爆したので、それで死ぬんではないかと、言われていたそうです。
最近は被爆二世と言われる人もいます。
友人のお兄さんは、まだ子供の頃にお父様が広島に視察に行かれた為に、衣服などから被爆二世になり、青年になってから喉頭がんになられていました。
今はお元気になられているようですが、無理はしていないということでした。
お父様は間接被爆を受けられましたが、96歳まで長生きされています。
この度広島に私が運ばれて来た意味が分かって来たので、真剣に取り組まなかればと。
福島で広島原爆後の悲劇が、また再現されようとしています。
今日はこれから平均年齢88歳のシニアクラスのワークショップが8時半から12時まで公民館で開かれます。
放射線は人によって受け方が違うようですので、被爆に負けずに元気で長生きの秘訣を、勉強させていただこうと思っています。