孔子のあとを継ぐだろうと思われていた顔淵(がんえん)が
亡くなり、孔子は大変悲しんで、天我を滅ぼした。自分の心
を伝える顔淵が亡くなる。自分の心を滅ぼしたと言っても良
い。これくらい顔淵に対して期待持っていたが、急に亡くな
った。そういう経験お持ちの方が多くいられるのでは。
心の継承者、顔淵は貧乏でしたが道を信じるものいなかった。
顔淵失ったのち、孔子は落胆したのが70歳の時、72歳の
の時に曽子に会う。曽子26歳であった。
72歳の先生が26歳の青年に心から心へ伝えていきました。
現代2.500年続いていく大きな元になりました。
若い弟子の中に孔子の心が伝わって行くのであります。
わしの道はこの曽子によって伝わるな、「ハイと答えた」孔子
のまなこを見た。
わしの心が曽子にわかったな。限りない希望を持った。
曽子の道は忠恕なり(嘘がない全身全霊,自己に対する”忠”人に
対する思いやり”恕”。
日本は敗戦しましたが、100年後日本は必ず本来の姿に帰る。
終わり
藤尾社長からのご挨拶
伊興田先生ありがとうございました。先生と11年目、一年目
感動して伊興田先生の80周年誉に思っています。
10年連続幸せでした。開催できると思われなかった。
この度で最後かと思っていたら、来年もお願いしたいです。
感想
時代背景は変わっても人の心の世界は変わらないことを孔子
から教わることが出来ます。人に伝えていくということは、
そう簡単にはいかないものです。自分自身の少ない経験から
みましてもですね。
武士道などの伝統文化の中で孔子の教えを、復元して伝へて来
たおかげで、日本以外の伝統や習慣を体の中の組み込んで、社
会に出た時に自己分析などが的確に出来る基礎を伝えた先祖に
感謝いたしています。
伊與田先生の100歳の論語の講座は、生命最後の力をふり
絞られた血液の最後の一滴が涙となりました。
伊與田先生が今後もご健康であられますよう、そしてまた講
話いただく機会がもてますよう願っております。