若い桜花

2015-04-01 08:49:37 | 写真
家の近くの気になっている桜を見にいってきました。

5年近く毎日毎日通った道の端にあります。

山は薄緑の中に桜の淡いピンクが霞。

河原の桜木は芽吹きだした草草の海にぽっかりと浮かぶ薄桃色の島のように見えます。

本日(3月30日)は満開には早く、才戸橋からの桜は、少し早かったようです。

桜も、桃も、杏も5分咲き位が一番見ごろかと思います。

固い濃いピンクの蕾たちに混じって、薄桃色の花びらが、若く美しく咲き誇る。

桜は散り際とこの蕾と花があるときがいい。



どこか間違っているかもしれないが、

徒然草に

はなは盛りに、つきは隈なきをのみ、みるものかは。

あめにむかひて月を恋ひ、たれこめて春のゆくえしらぬも、なほ、あはれになさけふかし。

咲きぬべきほどのこずえ、ちりしおれたる庭などこそ、みどころ多けれ。

歌のことばがきにも、「花見にまかれりけるに、はやくちりすぎにければ」とも、「さはる事ありてまからで」なども書けるは、「花を見て」といへるにおとれることかは。

花のちり、月のかたぶくをしたふ習ひはさる事なれど、殊にかたくななる人ぞ、「この枝、かの枝ちりにけり。今は見所なし」

などは言ふめる。

とある(中学時代の1963年頃のノートより。虫に食われたのかところどころ穴が開いていて原文とはちがうと思う)

ノートをよーーく見直したところ「つれづれくさ137・あの子と同じ住所だ」とちいさく書いてあった。






これは「いちげの花?」奥の青いのはなんだろう?野の花の色の対比が面白かった。



これは何の実なのだろう?この方面の知識もまるでない、恥ずかしい限りです。



この写真を撮った後ブログ掲載許可を取りに行ったところOKをいただき、若い奥様の大きなおなかも撮ってきた。

だから今日の「題」を若い桜花とした