ガラス戸のある雑貨屋さんでは撮影に苦心しました。
道幅が狭く4mほどしかなく、ガラス戸が画面のほとんどを占め、撮影する本人がガラスに映ってしまう。
ガラス戸の下の板に身を隠すと俯瞰になってしまう...。
柱に身を隠すように、斜めに構えて、道路の石垣に張り付いて真正面撮りました。
黄色い電球にが印象的でした。
この電球の色を出すために屋根の雪は、飛んでしまうだろうと思いましたが、まったく白飛びにはならず一安心。
雪粒を写すため、シャッター速度優先で撮っています。
気温の変化で、雪粒が大きくなったり、小さくなったり、そのたびにシャッター速度を合わせて...…………………。
この写真は建物もさることながら、田んぼの刈り取り跡に積もった雪が撮りたかったのと、空に映る黒い雪を同時に撮りたかった。
この写真は、少しタイミングが遅れて、前面の畑に雪が積もってしまった。空を入れて黒い雪にしぼった。
ほとんどモノクロの世界に雪囲いの竹の色が印象的だったのでパチ。
もう少し高いところから取れればよかったのですが、手前がうるさいなと思います。
いずれも厚く雪に閉ざされてしまう陰鬱な里になる前の生き生きとした山里を撮るために初雪を狙い天気図と一週間にらめっこで、ーー明日は雪が降るーと確信して出かけました。
ところが松本迄行っても雪の気配なし、安房トンネルを抜けたとき、うっすらと雪があった程度、高山に下りたら、雪のかけらさえ見当たらず。
やはり素人天気予報は、当たらねーなと思って白川郷へ、
白川郷付近で少し雪降りらしくなってきた、時刻は4時前...。
菅沼では、気温が低すぎて、雪というより、氷粒が降っているように感じられた。
ここでの写真は、雨かと思うような写真になってしまった。