昨日の例会作品です。
一枚めはパリ・モンマルトルの丘に上る階段
ニ枚めは、五箇山相倉の初雪の次の朝
建物という課題に対しての出品です。
昨日の例会作品です。
一枚めはパリ・モンマルトルの丘に上る階段
ニ枚めは、五箇山相倉の初雪の次の朝
建物という課題に対しての出品です。
ことしの展示会のテーマは「建物」
建物の写真を集めてみました
建物とは、建物(たてもの)とは、土地に定着する工作物のうち、屋根、柱および壁を有し、原則として人間の居住、作業空間、物品の保管等に用いられる建築物のこと
とあります。
建物だけとっても面白味のない写真にしかならないように思えます。
何か劇的なものが写されていなければ、物語性がなければ、つまらない写真しかできないのではと、懸念しています。
何と言ってもパリは夜
とはいうものの、あまりたくさんとっているわけではありません。
日程的にあまり夜遅く撮ってはいられなかったのです。
朝は4時半に起きて、簡単な朝食の後5時に出発。
帰宿は22時。
夜になるのは21時半ごろなのでよるの写真は撮れていません。
モンマルトルにある有名なテルトル広場です。
有名な広場ではありますが私が興味を持って撮ったのは、少しく違います。
まず写真をみてください。
私の写真に対する考え方の一部ではありますが、理解していただけると思います。
おわかり頂けたでしょうか?
人間の向きです。
皆道路に向かって顔を向けています。
日本にもこの形式のカフェ等がありますが、せいぜい2枚目、3枚目くらいで大抵は横向きです。
他のサン・ジェルマン・デ・プレでも同じなのですが、ほとんどの場合道路に向かって飲食を楽しんでいます。
そこに面白さを感じました。
余計な話ですが、私はこの広場をテアトル広場だとばかり思っていましたが、綴はどう読んでもテルトルです。
一枚めの写真の場所は、地図で見ることができます。テルトル広場のサクレクール寺院側です。
写っているご夫婦はストックホルムから来たそうです。
実はこの写真を撮る前に、すぐ近くの公園で、ドイツの写真家と出会いました。
その写真家の友人が、このご夫婦で、この写真をとった時、写真家は、レストランの中から彼らを撮っていたのです。
帰国してから、彼らの写真を送って来て、外から写真をとっていたはずだから、その写真を送ってくれと、手紙が来ました。
そのような関係から、このご夫婦と知り合えることができました。
”今度はストックホロムニ来てね、宿泊はホテルを盗らないで”(原文そのまま、つまり日本語です。)
いつか行きたなと思います。
ただしホテルは盗らないようにします。
再びカンカンポア通りの夜です。
私としては、シャンゼリゼ通りよりカンカンポア通りの方が魅力的です。
まさに写真のままの色味です。
シャンソンの曲によるのでしょうけれど、なんとなく物悲しい雰囲気が感じられます。
色が素敵でした。